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2017/10/1 更新
カナダで取れる資格には、英語の実力を判定するものから、TESOL、J-Shine など、 将来就職に役立つ一般的な資格まで様々な種類のものがありますが、意外と詳細について知らない人もいると思うので、 ここでは主にカナダにいる日本人に需要の多い英語検定/資格について紹介します。
これら英語検定/資格に関するプログラムやコースに関する文章の中に良く出現する「ディプロマ」、「サーティフィケート」について簡単に説明します。
TOEIC とは Test Of English for International Communication の略で、英語を母語としない人を対象とし、英語によるコミュニケーション能力を検定するためのテスト。
ビジネスに沿った出題傾向があります。 アジア圏の就職、就業の際に英語能力の基準ポイントとされているため、主に日本人の需要が高いと言えます。
実施回数 | 年10回実施(1・3・4・5・6・7・9・10・11・12月) |
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費用 | 5,725円/回(試験会場によって異なる) |
TOEFLとは、Test of English as a Foreign Language の略で、英語をどれだけ「使える」かに焦点をあて、より実生活に即したコミュニケーション能力を測定するテスト。
学校などで使う表現や単語など、アカデミックな内容の出題傾向となっています。 特に米国やカナダの大学・大学院に入学の際に英語力の指標として活用され、最近では日本の大学で団体試験を行う例も増えてきています。 紙面ではなく会場のコンピューターを使用して試験を受けるという特徴があり、申し込み時にインターネット上に開設する My page を使用してテストの申し込み、スコアの確認などができます。
実施回数 | 毎月複数回(会場による) |
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費用 | $235 USドル(国によって異なる) |
英語の知識量を測る試験ではなく、英語の知識を使いこなす能力があるかを判断するテスト。
5段階のレベルに分けられており、レベルごとに受験の申請をします。英語能力をバランスよく把握できるように作られおり、読む、書く、聞く、話す力を総合的に問う出題傾向となっています。 ケンブリッジ大学のあるイギリスだけでなく、オーストラリア、カナダなど多くの国の大学をはじめ、ヨーロッパを中心とした様々な教育機関や企業に認められている国際レベルの英語検定であり、日本でも知名度が上がりつつあります。
実施回数 | 年数回 |
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費用 | レベル/試験会場による |
IELTS とは International English Language Testing System の略で、英語を母国語としない16歳以上の外国人向けの英語テスト。
一般教養からマスメディア関係など幅広い出題傾向があり、4科目から総合評価で点数が決まるため偏りのない英語力を判断できます。 海外の大学や専門学校への入学の英語条件とされているほか、カナダ移住申請に必要な英語力を証明するための英語検定テストとしても採用されています。
実施回数 | 毎月複数回(会場による) |
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費用 | 25,380円 |
CELPIP とは Canadian English Language Proficiency Index Program の略で、主にカナダ移住申請に必要な英語力を証明するための英語検定テスト。
この中では唯一カナダ国内で開発、運用されている“カナダ英語”での英語検定。科目は4科目の総合評価となります。
テストの内容が全てカナダ英語となるため、カナダ滞在者にとってはスコアを取りやすいと言われる反面、教材や模擬テストの販売をはじめ、対策コースなどを扱っている学校も少ないため IELTSなどと比べて勉強賀しずらいという声も多いようです。
実施回数 | 毎月複数回(会場による) |
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費用 | $265(General)/$185 (General LS)カナダドル |
TESOL とは Teaching English to Speakers of Other Languages の略で、英語が母国語でないあらゆる年齢層、 レベルの人に対して英語を教えることで、簡単に言うと 「英語教授法」。専門学校や大学などの コース/プログラム名としても広く認識されています。
すでに教員資格がある、または英会話教室を持ちたいという人にはもちろん、最近では留学生などでも帰国後の就職にと、これらのコースを取る人が増えています。
北米・オーストラリアなどは幅広くその教授法が認められていて、ESL 学校で先生として勤務する場合には、主に大学・大学院などで TESOL コースを終了することが必須となっています。 また、TESOL は、TESL(Teaching English as a Second Language)、TEFL(Teaching English as a Foreign Language) の 2種類に区別することもできます。
英語での授業となるため中級以上の英語力が必須。期間は学校によっても大きく異なるが1ヶ月程度から受講できるコースもある。 専門校や大学・大学院などでは上級レベルの英語力のもと、長期間(6ヶ月~2年間)のコースが受講可能。
小学校で英語教育を行う上で必要な知識と技能をもち、児童英語教育指導者として十分な能力があることを証明する日本の資格です。 国家資格、また教員免許ではありませんが、ここ数年小学校の教員免許を持たない民間人が小学校で英語指導者として活躍する機会が増えてきています。 資格の有効期限は4年。
バンクーバーで受講する場合、TOEICのスコアもしくは学校独自のレベルチェックテストで中級以上の英語力が必要とされ、約1ヶ月程度から受講できる。授業は日本語で受ける場合が多いが、学校によっては英語で受講できる学校もある。
など・・・
この他に50時間の指導経験が求められる。