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2018/6/21 更新
北米圏のラジオ局は、各放送局が大まかな内容・音楽ジャンルによって分かれているのが特徴。つまり、番組毎ではなく、放送局によってオンエアされる曲の種類が異なります。
更には各局、所有している曲数が決められているため、同じ放送局をかけっぱなしにしていると毎日毎時間 同じような曲ばかりを聞かされる羽目になります。「同じ曲しか流れない!」と憤っている方は、ジャンルの違う局にチャンネルを換えてみると良いでしょう。
買収等に伴うブランド名やフォーマットの変更が多々あります。
各局インターネット放送もしているので、ラジオを持っていない場合はパソコンやスマホなどでも聞くことができます。
下記の他に 多文化放送、フランス語放送、観光者向け放送などもあります。
場所によっては隣州やアメリカの放送も受信可能です。
FM局の多くは音楽が中心。それぞれが異なったフォーマットで放送しているので、お好きなジャンルの局を選んで聞いてみて下さい。
音楽的には、どこの局で OA に乗せるかがヒットの鍵になります。
(例:BonJovi は嘗て Rock 系ステーションを中心に OA に乗っていましたが、カントリー調を取り入れてからは Rock でも Country でもかかるようになり新たなファン層を獲得)。
国営企業「カナダ放送協会」が運営する公共放送局。英仏語それぞれ2つのチャンネルを所有しているが、「Radio1」では全国区のニュースやBC州のローカル情報を放送している。看板番組は NHL 中継「Hockey Night in Canada」。「AM 690」と同じ内容をFMリスナー用に変換。
Carrie Underwood、Taylor Swift、Johnny Reid、George Canyon、Keith Urban など、コテコテのカントリーというよりも、ポップス界にも進出している今時のカントリーが中心。
Top40 を軸にした「今時のジャンルの今時の曲」+ 往年のヒット曲という構成 (Top40 は売上や OA 数を元に計算)。基本的には10代~20代の若年層向け。
「Virgin Radio」より“HipHop”は少なめ、ジャンルは広め、少しだけ大人向け。嘗ての看板番組「breakfast with Nat & Drew」は 103.5 QMFMへ移行。古めのヒット曲が聞きたい場合は同系列の 「LG 104.3」 へ。
60~90年代のヒット曲+最近のヒット曲が中心。他局の約2倍のプレイリストを所有しているので、同じ曲ばかりを聞かされる割合は他より少ない。カナダ・アメリカ・イギリス・ロシアに 60の局を持つ。
ダウンタウンの中心、TDタワーから放送している「Rock 101」の弟分。今時の“ロック/HRHM が中心”。バンクーバーのラジオ局の中では一番“熱い”局。ロックが好きならまずはこの局。
ダウンタウンの中心、TDタワーから放送している「CFOX」の兄貴分。「古めのロックが好き『CFOX』はちょっとうるさい」という方はコチラ。70's, 80's and 90's のヒット曲もあり。
「ロックが聞きたい。でも『CFOX』はちょっとうるさい」という方はコチラ。新旧渋めの選曲だが やや“Classic Rock”が少ないので、古めが聞きたい場合は「Rock 101」へ。
「Virgin Radio」の姉貴分。「ジャンル問わず喧しいのは苦手。でも何かしら音楽をかけていたい」という方向け。バンクーバーで最もよく聞かれているステーションのひとつ。
Fleetwood Mac、Elton John、Michael Jackson、Rod Stewart、The Beatles、Madonna など 60~80年代のヒット曲が中心。
Fun FM(~2011年) → Sonic(~2015年) → Kiss Radio とブランド名を変更。最近のヒット曲が中心。姉妹局は「Sportsnet 650」「News 1130」「Jack 96.9」など。
国営企業「カナダ放送協会」が運営する公共放送局。元々はクラシックやジャズを中心に放送していたものを、近年 roots、urban、R&B、Soul 等までジャンルの幅を広げたことにより賛否両論が巻き起こった。それと同時に4つの WebRadio の放送を開始。CLASSICAL/JAZZ/CANADIAN COMPOSERS/CANADIAN SONGWRITERS のチャンネルあり。土曜と日曜の深夜12時~4時は「CBC Radio 3」という別称がつけられ若者向けの音楽番組などで編成されている。
それぞれの大学から学生が放送。
スポンサーの付いていない学生主体の放送故に、マスメディアとは一線を画した番組を放送中。
未来の名アナウンサー、DJ、ディレクター、プロデューサーが生まれるかも?
Simon Fraser University(SFU)大学から放送されているキャンパスラジオ。ジャンルは政治からヘビメタ音楽まで幅広い。ボランティアによる非営利運営。
University of British Columbia(UBC)大学から放送されているキャンパスラジオ。100を超えるローカル向けのプログラムが、ラジオ以外にもオンラインやポットキャストで視聴できる。学生やボランティアによる非営利運営。
ITの専門学校「B.C.I.T」から放送されているキャンパスラジオ。ジャンルは学校に関連するイベントやニュースをはじめ、ニュースや音楽、トーク番組など全般にわたる。当学校の「Radio Arts & Entertainment Program」など関連コース受講生徒用の研修場所としての役割も担う。
FM より音質が劣る AM局ではトーク/情報/スポーツなど“喋り”に特化した番組がメイン。
2017年にブランド名、フォーマットを変更し、以降はスポーツに特化した内容のみを発信。
FM 88.1 の「CBC Radio One」の AM 版。
1日24時間 交通情報のみ発信。ニュースや天気予報などの情報は姉妹局の「CKNW」にて発信。
トーク番組の他、ニュースや天気予報、ローカルイベントや交通情報を発信。
スポーツの中継、スポーツに関するトークなどを発信。
ニュース全般を発信。

カナダのテレビ・ラジオには「放送の35%はカナダ出身のアーティストによる作品をオンエアしなければならない」というルール=“Cancon”があります。賛否両論あるこのルールですが、Canconのお陰で、英米のヒット曲に混ざって「まだヒットがなく、ドサ周りしているような若手アーティスト」や「英米に進出せずに地元密着型で活動しているアーティスト」等の曲もオンエアされるというわけです。
英語の歌は全て英米産だと思われがちですが、カナダのラジオを聞いて未来の大スターやお気に入りカナディアン・シンガーを発掘するのも楽しいかもしれません。