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2014/6/16 更新
バンクーバー ~ シアトル間は、距離にして約 230km。
車や列車で3時間半~4時間半程あれば行ける近距離にあります。
海に囲まれた国に住む我々日本人は「国境超えが面倒なのではないか、大変なのではないか」と思いがちですが、実は慣れてしまえば簡単なもの。ビザや滞在歴に問題が無ければ、ワーホリ・留学・観光の人でも気軽に国境を超えて旅することができます。また、ワシントン州の税金・物価の安さ、各種店舗の多さも手伝い、ショッピングに出かける人々も多数。特に地元の人は、カナダの税金の高さに辟易し、食品や日用品の買い出しなどでもアメリカまで行く程です。
バンクーバーに滞在しているのであれば、アメリカへの旅を楽しまない手はありません。そこで今回は「バンクーバーからシアトルへの行き方」をご紹介します。
日本国籍を所持する日本人が観光目的でアメリカへ行く場合、滞在が90日未満であればビザの申請は必要ない。また、空路または海路で入国する場合は渡航の72時間前までに ESTAの申請が必要だが、車・バス・電車など陸路で国境を超える場合には ESTAの申請は不要。 ただし国境での入国手続きで「I-94W」の記入&提出および入国料金($6 USD)の支払いが必要となる。
陸路での入国の場合、ESTAの申請は通常不要だが、ESTA有効期限内(2年)であれば「I-94W」の記入が免除されることがある。
ESTA 公式サイト: https://esta.cbp.dhs.gov/esta
太平洋岸北西部最大の都市。夏は涼しく、冬も緯度の割には寒くない。秋から春にかけては雨が多いが、小雨程度。7月~9月は青空が広がり気持ちのよい天候が続く。体感的にはバンクーバーとさほど変わらないため、服装もバンクーバーを基準にすると良いだろう。夏場でも薄手の上着を忘れずに。
全米に60ヶ所以上ある Premium Outlets のひとつ。100店舗以上の人気ブランドが立ち並んでおり、工場直納のため毎日25~65%OFFで買い物が楽しめる。
Abercrombie & Fitch(アバクロ)、Coach 、DKNY、Polo Ralph Lauren、Swarovski、Disney Outlet store、The North Face、American Eagle Outfitters、Armani Outlet、Forever 21、Diane Von Furstenberg など。
事前にクーポンをダウンロードしておくと更にお得。
ショッピングセンター。フードコート、両替所、土産屋、Daisoなど。
3階からは Space Needle が建っている Seattle Center まで約2分で行ける「シアトル・モノレール」が出ている。また市内の主な観光スポットとユニオン湖クルーズを楽しめる水陸両用車「Ride the Duck」の乗り場の1つもすぐ側。
Barneys New York、Michael Kors、J.Crew、Tiffany & Co.、Victoria's Secret など。レストラン、映画館も併設。
シアトル発の大型デパートチェーン。高級ブランドからプリプラ系まで取り揃えている。Nordstrom Rackにはアウトレット商品が並ぶ。
アメリカの有名百貨店。化粧品、靴、服、家具、家庭用品、ギフトなど、一通りのものは揃う。Ralph Lauren、Calvin Klein、Estee Lauder、Levis など。
ハイエンドブランドを取り揃えたショッピングモール。Louis Vuitton、Gucci、Brooks Brothers、Northwest Pendleton、Mephisto、Alexandria Rossoff など。
アウトレット専門店。店内全てのものが60%オフ。雑多に並んでおり古着屋のような雰囲気だが、中には掘り出し物も眠っている。
アメリカ全土で 1年に1度の大のセールが開催される日。毎年 11月の第4木曜日の祝日「Thanksgiving Day(感謝祭)」の翌日の金曜日から本格的なクリスマスシーズンへ突入し、クリスマスプレゼントの購入に向けて多くの人が動き始め黒字になることからこう呼ばれる。
今や世界中でチェーン展開しているスターバックスの1号店(1971年開店)。開店当時に使用されていたロゴ(双尾の人魚セイレーン全体像)を掲げている。
創業当時は焙煎会社だったため椅子やテーブルはないが、テイクアウトのドリンクやお土産を買う人々で狭い店内がごった返している。「Pike Place Market」の文字が入ったマグカップやタンブラーなどが人気。
2011年、1st Avenue x Pike Street の角にも新店舗が完成。1号店と間違える観光客が増えている。
シアトルはエスプレッソをベースとしたコーヒーにアレンジを加えたスペシャルティコーヒーが有名。Starbucks、Seattle's Best Coffee、Tully's Coffee などのチェーン店の他、地元民やコーヒー通が愛するローカルのカフェも多数ある。中でも Espresso Vivace はラテ・アート発祥のカフェとして有名。現在3店舗を構える実力派の人気店。
シアトルではコーヒー関連のイベントやコンペティションも多数開催されており、日本から参加するバリスタも多い。
新鮮なカニ料理が名物のレストラン。オーダーするとテーブルの上に豪快にシーフードが広げられ、1人1つずつ用意された小さな木製の小槌でカニの殻を叩きながら食べる。殻はテーブル下のボールへ。このワイルドさと美味しさが人気の秘訣。
アメリカで最も歴史のあるマーケット。所狭しと並べられた海産物、地元でとれた種類豊富な野菜、地元の職人によるハンドクラフトなどが売られているシアトル観光の目玉。ここの Fish Market は「フィッシュ哲学(Fish Philosophy: “楽しく生産的に働くための行動規範”)」の産みの親としても知られている。
1962年の万国博覧会の時に建てられた高さ184mのランドマーク。地上159mに展望台があり、シアトル市街地、オリンピック山脈、カスケード山脈、レーニア山、エリオット湾に浮かぶ島などが見渡せる。最上階には回転式レストランがあり、約1時間かけて1周する。
Market Theaterにある高さ4.5m、幅約50mの壁一面にチューインガムが貼付けられている実に不衛生な壁。90年代に人々がガムを貼付けるようになり、以来延々とガムが貼られ続け、99年にはシアトル公認の観光名所となった。TripAdvisor「世界の不衛生な観光スポットランキング」でも堂々の第二位。
MLBシアトル・マリナーズのホーム球場で、世界で2番目の開閉式屋根付き天然芝の野球場。球場の外周は各選手の写真で飾られており、ファンの撮影スポットとなっている。野球ファンに人気の「Field Tours」では、グラウンド、ロッカールーム、プレスルームなど、普段は見られない部分を見学することが出来る。4th Ave. x Stewart には「Mariners Team Store」も。
2012年に完成したシアトルの新名所。高さ約53メートルあり、エリオット湾、ダウンタウン、セーフコフィールド、スペースニードルなどが一望できる。乗車時間は混雑状況によるが大体約10分、定員は6名程(相乗り有)。乗車前に写真ブースでの撮影があり、下車すると大観覧車と合成した写真の販売がある。夜はライトアップも。大人12ドル。
シアトルと言えば Jimi Hendrix 誕生の地。Pine st 1500 Broadway 800 には銅像が、郊外のGreenwood Memorial Park には Memorial がある。また、Soundgarden、Nirvana、Alice in Chains、Pearl Jamなど、90年代に一斉を風靡したグランジ・ロック誕生の地としても知られる。 Kurt Cobainの遺灰が撒かれた彼の邸宅の隣にある小さな公園 Viretta Park にはメモリアルのベンチが置いてあり、今尚世界中からファンが訪れている。音楽好き・SF好きには EMP Museum がたまらない。
バンクーバーとアメリカのシアトルのちょうど中間くらいの町 Skagit Valley で毎年 4月に開催されているフェスティバル。 期間中は、チューリップの球根ファーム「Tulip Town」や「Roozengaarde」施設内はもちろん、Skagit Valley 周辺の町やストリートなどでチューリップを祝うための様々なイベントが開催される。
Microsoft、Amazon、Nintendo、Costco、Boeingなど、数多くの大企業がシアトルに本社を構えている。中でも下記の企業は社内見学ツアーを行っており、人気がある。
世界最大の航空機製造会社ボーイング社では工場見学ツアーを提供している。工場内は写真撮影禁止で、手荷物の持ち込みも不可。ガイド付きで飛行機の組み立てライン、ギャラリー、展望台などを見学でき、ギフトショップでは航空機関連のおみやげを購入できる。
マイクロソフト本社にはビジターセンターがあり、予約無しで見学が可能。マイクロソフトの歴史や商品が展示されており、マイクロソフト関連グッズの売店もある。
バンクーバーからシアトルまでは飛行機はもちろん、バス、車、電車などでも気軽に行くことが出来る。
入国や各交通手段の詳細については下記の別ページ参照。
国境の混雑具合にもよるが、最短でシアトルまで行ける手段。アウトレットや郊外など少し離れた所への移動や荷物の持ち運びにも便利。レンタカーを借りたとしても人数次第ではバスより安く行けることも。
楽で安価に旅できる手段。国境超えではバス専用レーンを通過するため、週末などの混雑時でもほぼ予定通りに運行する。バス会社は「Greyhound」「BoltBus」「Quick Shuttle」「Cantrail Coach Lines」の 4社が一般的。
「Amtrak(アムトラック)」はアメリカ国内を中心に北米の各都市を結ぶ鉄道会社。路線(ルート)ごとに名前が付いており、バンクーバーからシアトルを結ぶ路線は「Amtrak Cascades(専用サイト)」。 海外沿いを走るため、バスとは違う風光明媚な景色を楽しみながら旅ができる。