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2022/6/2 更新
ワーキングホリデービザを利用してカナダで仕事をしようと考えている人はたくさんいると思います。
しかしカナダは日本よりも失業率が高く、カナダ人ですら仕事を探すのが大変なのが実情。カナダでは外国人であり、英語が母国語でなく、ビザに有効期限があるワーホリの人たちにとって、仕事を見つけるのは決して容易なことではありません。
もちろん、ビジネスレベル以上の英語力があり、特別な技術・能力・資格などがあれば、就職のチャンスは多々あります。しかしそうでない場合は、日本人経営の店・会社や飲食店などでアルバイトをする事がほとんど。日本人経営であれば英語力がそれ程なくとも問題ないことも多く、比較的容易に雇用先が見つかります。
職探しは積み重ねた努力と根気と運次第。
一生に一度の「働けるビザ」を是非有効活用して下さい。
カナダで仕事をするには、SIN (Social Insurance Number) =「社会保険番号」が必要です。 詳細は当サイト内「SIN の取得」を参考にして下さい。
ビザの残り期間は長ければ長いほど良いため、仕事をしたい場合はなるべく早めに就職活動を始めると良いでしょう。カナダ滞在中に学校などに通う希望がある場合は、まずは「観光(最長6ヶ月)」で入国して英語力を上げ、その後ワーホリビザに切り替えるという方法もあります。
2021/6/1 以降
2022/6/1 以降
2023/6/1 以降
2024/6/1 以降
ワーホリで働く大多数の方の時給は「最低賃金 + チップ(職種に応じて)」程度となります。もちろん職業、スキル、資格などによって異なりますが、渡航前に資金を貯める際などは“最低賃金で働く可能性”を考慮しておくと良いでしょう。
下記は各職業の時給の目安とチップです。
職業 | 時給の目安 | チップ |
---|---|---|
日本食レストラン | 最低時給 | $30~$100/日(売上げによる) |
お土産屋 | 最低時給 | 無し |
カフェ | 最低時給 | $5~$10/日(売上げによる) |
ガーデナー(庭の手入れなど) | 最低時給より数ドル高め | $10~$20/客ごと |
チップの貰える職業に就くと予想以上に稼げることもある。
賄い付きの飲食店などで働くと食費が浮く
カナダでは州毎に労働基準法が設定されています。BC州では、お酒を扱う店のサーバーなどに関しては通常よりもチップが高いと想定され、最低時給が通常の職種よりも低く設定されていましたが、2021年6月より統一され同じ額になりました。(州によって異なる)。詳細、最新情報は 労働基準局 の Webサイトを確認してください。
また以前あった「職歴が無い人/試用期間中=最低賃金$6」という制度は廃止されています(2011年)。もし仮に 労働に対する正当な賃金が支払われないなどのトラブルがあった場合は、本サイトの「トラブル対処法」 を参考にしてみて下さい。
賃金の支払いは 月に最低2回、給料日から8日以内に支払わなければなりません。支払い方法は現金、チェック(小切手)、Money Order(郵便為替)、銀行振込など。
辞職した場合: 雇用主は6日以内に賃金全額を支払う義務がある。
解雇された場合: 雇用主は48時間以内に賃金全額を支払う義務がある。
1日: 8時間/1週間: 40時間 と定められています。
8時間を超えると1.5倍、12時間を超えると2倍、週に40時間を超えると1.5倍の超過勤務手当(残業代)が支払われます。
Statutory Holiday(スタットホリデー)とは、「法で定められた休日」のこと。一部の店や企業を除き、カナダのビジネスはこれらの休日には休業となりますが、その間も(たとえオフであっても)通常の給料が支払われます。これを“Statutory Holiday Pay(スタットホリデーペイ)”と呼びます。 ただし、雇用されてから 30日以上が経過しており、その内15日以上勤務していることが条件となります。
もし Statutory Holiday 中に勤務した場合は、下記の特別手当が両方適用されます。
雇用主と従業員の同意のもと、振り替え休日として別の日に休暇をとることも可能ですが、その場合は上記の休日出勤手当は適用されません。 その代わり、振り替え休日中にも通常の給料が支払われます。
New Year's Day | 1月1日 |
---|---|
Family Day | 2月の第2月曜日 |
Good Friday | 3月末~4月 Easter の前の金曜日 |
Victoria Day | 5月25日の直前の月曜日 |
Canada Day | 7月1日 |
BC Day | 8月の第1月曜日 |
Labour Day | 9月の第1月曜日 |
Thanksgiving | 10月の第2月曜日 |
Remembrance Day | 11月11日 |
Christmas | 12月25日 |
カナダでの仕事探しには努力と根気が必要です。現在立派に働いている方々も、最初からスムーズに就職したわけではない方も多くおられることでしょう。そこで、幾つかの企業や店で不採用になったからといって諦めず、まずは色々な企業や店に履歴書を配ってみましょう。繰り返すうちにコツや必要な英語を習得しますし、下手な鉄砲でも数を打てば当たることもあるのです。
英語環境の仕事を探す場合は英語媒体を使用しましょう。探す段階から英語を使用しないと本当の英語環境は手に入りません。
現在の職探しはインターネットが主流。しかし掲示板などでは、日系・ローカルを問わず、怪しい求人や詐欺なども見受けられるため注意して使いましょう。
街を歩いていると、レストランや土産屋などで「Help Wanted」「Now Hiring」などと書かれた張り紙が目につきます。仕事をしたい店を見つけたら、担当者(マネージャー/店長)に履歴書 (Resume)を渡し、連絡を待ちましょう。
数日待っても連絡が無い場合は、直接足を運び「先日レジュメを渡した○○○ですが…」と、再度自分を売り込みに行きましょう。単純に忘れられている場合も多くありますし、熱意によってチャンスが生まれることもあります。
中には、募集をしていないのに貼り紙が張りっぱなしの店舗、募集をしているのに貼り紙を貼っていない店舗もあります。 働きたいお店を見つけたら、とにかく履歴書を持参してお店の人と話をしてみましょう。
新聞にも求人欄がありますが、最近ではインターネットが主流。コンビニや、道の脇に置いてある Newspaper Box で手に入れる事ができます。
ロッキーマウンテン周辺の滞在都市といえば Banff、Jasper、Canmore、Lake Louise などが一般的。観光地でホテルも多数あるため、住み込みのハウスキーピングの仕事が人気。通称“ハウキー”は重労働で続かない人も多く、募集は尽きない。直接ホテルへ問合せをしたり、下記の職探し専用機関を利用することで比較的簡単に見つけることができる。