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語学学校の基礎知識

語学学校の基礎知識

2019/2/19 更新

バンクーバーにはESLと呼ばれる語学学校のほか、 カンバセーションクラブや各種専門学校など100近い学校があると言われています。 語学留学のみならず、キャリアアップに役立つ資格就学証明書(Certificate)などが取得できる専門学校も多いため、手に職をつけるべく留学する人々も大勢います。日本国内の学校と比べると、どのコースも短時間・低価格で卒業できるのも魅力のひとつと言えます。

ESLと語学学校

ESLと語学学校

ESL = English as a Second Language

「英語を母語としない人が、第二言語として英語を学ぶこと」を指します。

「学校」という枠組みの中では、大きく分けて下記の2種類。

ESL学校の種類
  • 語学学校 各国から英語を学びたい生徒が集まる民間の語学学校。 筆記試験でレベル毎のクラスに分けられ、文法・リーディング・リスニング・スピーキングなど、総合的な英語の授業が行われる。 また、「更なる英語力の向上を目指す」、「英語をツールとして用いた上で、キャリアアップする」等に特化したコースも多く併設されており、バンクーバーでは「スピーキング強化コース」「英語試験対策講座(IELTS、TOEFL、Cambridgeなど)」「英語教授法(TESOL/J-Shine)」「バリスタ養成講座」「ホスピタリティ」などが特に人気。
  • 英語コース 各分野の専門学校や大学で、「専門コースを受講するために必要な英語力を身に着けるための英語の授業」として併設されているコース。「付属ESL」などと呼ばれている。 近年では専門コースを扱う語学学校が増えたこともあり、両者の区別が若干紛らわしい所。自分が何を学びたいか、キャリアアップには何が必要かをよく考えて学校を選び、見学しに行くと良いでしょう。

トライアルレッスン

トライアルレッスン

多くの語学学校、一部の専門学校では、申し込み前に無料で授業に参加できる「トライアルレッスン/体験レッスン」制度を設けています。 ワーキングホリデービザ、または観光(最長6ヶ月の就学が可能)で入国している場合は、バンクーバー到着後に学校全体の見学やトライアルレッスンを受講してから学校を決めると失敗を最小限に防ぐことができます。

  • 学生ビザの場合、学校への申し込み&支払いが完了した後に発行される「入学許可証」がビザ申請に必須となるため、渡航前に学校を決める必要があります。
  • 「観光での入国(ビザなし)」であれば学校に通えますが、滞在を延長するために「観光ビザ」を取得した場合(ワーホリ→観光ビザなど)、厳密にはいわゆる「語学学校」には通えません。

「カナダ国内でのビザの切替が面倒」「資金的に働かないと学校に通えない」など、ワーキングホリデービザで入国をしなければならない状況もありますが、まずは「観光でも語学学校に通える」という事実をおさえた上で渡航計画を練ると良いでしょう。

例えば、観光で入国した後にワーキングホリデービザを取得することもできますし、ワーキングホリデービザで1年間就労した後に、学生ビザに切り替えて学校に通うことも可能です。

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GoToVanでは「現地到着後に見学をしてから学校を決めたい」という方に向けたプランを提供しています。人生に何度もない、語学留学やワーホリ。日本国内の学校や予備校でさえ、普通は見学してから決めるものです。海外だからといって、見学もなしに決めてしまうのは失敗の元!!妥協せず、納得した上で学校を決めて下さい。

語学学校

  • 語学学校見学/申し込み
  • 空港送迎
  • ステイ先紹介
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語学学校の生徒

語学学校の生徒

語学学校には世界各地から様々な国籍の生徒が集まります。バンクーバーの語学学校では、日本人、韓国人、メキシコ人、ブラジル人、サウジアラビア人などが高い割合を占めます。日本人は気軽に渡航が可能なのに対して、他国の生徒は中産階級以上でないと渡航が難しいケースもあるため、最初から語学力が高い人が多いと言えます。

日本人に関しても、全国各地から、様々な年齢、価値観、教養、学歴、職歴の人たちが集まっており、年齢も高校生~高齢まで様々です。

集団行動が得意・苦手、友達になるのが得意・苦手などあると思いますが、学校という意味では海外の語学学校も日本の学校も同じ。語学学校の生徒同士は「英語ができないからこそ学校に通っている」ので、英語ができない人同士の不完全な英語でのコミュニケーションをとらざるを得ません。 英語力とコミュニケーション能力は別物ですので、英語ができなくても楽しく過ごせる人もいれば、日本人同士でさえもなかなか友達ができない人もいます。

学校によっては少人数制でアットホームなクラスだったり、放課後のアクティビティに力を入れていたりする学校もあるので、自分の語学力や性格などを考慮して学校を選択すると良いでしょう。

語学学校に行くメリット

語学学校に行くメリット

  • 世界各国の友達ができる
  • 学校のスタッフや先生に分からないことを聞ける
  • 先生に日記やレジュメ(履歴書)の添削をしてもらえる
  • 周囲に感化されてモチベーションが上がる
  • 学校内には English Only Policyがあるので、英語を喋らざるを得ない
  • 宿題や課題等、強制的に英語を勉強しなければならない環境になる
  • 具体的にどのように何を勉強すれば良いか道筋が見えてくる
  • 安全な環境で勉強ができる
  • インプットしたものを、アウトプットできる環境がある

注意点

注意点

英語力向上に関して言えば、語学学校はあくまでも「勉強のやり方を学ぶところ」「勉強するきっかけを作りに行くところ」であり、行けば自動的に英語力が伸びるというわけではありません。

語学学校は様々な国、年齢、学力、教養、資金力の人々が雑多に集まる所です。基本的にはレベルに関わらず誰でも入学できるため、熾烈な受験戦争を通過した学歴教養の高い人も、中学高校で遊び呆けていた人も、同時に入学します。

どこの学校も入学時にレベル分けのテストは行いますが、人によってレベルは様々です。

  • 全く喋れないのに筆記だけはできてしまうので、上のクラスに配属された 結果、喋る機会がないまま時間が過ぎていく
  • 中高時代、英語の授業はほとんど寝ていた 結果、一番下のコースでも全くついていけない

という悩みもよく聞きます。

しかし、ワーホリや学生の皆さんは、時間に限りがある筈です。入学後であっても、お金や時間を無駄にするわけにはいきません。利用できるものをしっかり有効利用するのは勿論ですが、もし自分の身にならない、何かが足りないと感じた場合は、割り切って 学校外で有効な勉強法を探すなど、前向きに考えるようにしましょう。 むしろ英語力向上においては、学校の授業だけで十分と思わず、放課後や卒業後など、学校以外の時間を如何に有効活用するかが語学力向上の重要な鍵となります。

語学学校に通い始めた人からよく聞く悩みや感想、注意事項をまとめてみました。

語学学校 あるある
  • 超初級者の場合、学校以外でも努力しないと授業についていけない事態に陥る
  • 初級者の場合、ある程度コミュニケーション力がないと、他国の友達を作るのに苦労する
  • 語学学校は普通に勉強していればエスカレーター方式でレベルの高いクラスに上がっていくため、特に上級クラスの場合、同じクラス内の生徒同士でも英語力に差が出る
  • 入学時期によって授業内容が異なるため、レベルが適切でも難しい授業と感じることがある
  • クラスメートが自分よりも高いレベルに感じる
  • 先生に質問するセンテンスも作れない、答えてもらっても言っている意味が分からない

もし環境(クラスや先生など)が自分に合わないと感じた時は、不満を溜め込まず、まずは学校のスタッフ、ご利用の留学エージェントの担当者に相談してみましょう。

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