どうしてカナダ、またはバンクーバーを選びましたか?
活きた英語を勉強したかったので、まず一番癖がなさそうなカナダにしました。アメリカ英語に近いから身に付けやすそうという印象もあったため。バンクーバーは、2月の渡航時に一番寒くなさそうだったから。
出発前に日本で決めてきたこと
駐日カナダ大使館の学校紹介イベントやワーホリセミナーに参加。ネットでGoToVan等のエージェントがあるかを調べました、本当に困った時に相談できる先として。
渡航前に不安に思っていたことと現地到着後のギャップ
ちゃんと住むところが見つかるか、仕事が見つかるか、生活するための手続き(SIN発行や銀行口座開設など)ができるか、など。実際にバンクーバーに着いたら、出身国は違っても同じようなことをしようとしている人が周りにいたので情報交換したり、すでに手続きを済ませた人に教えてもらったりして、予想以上にスムーズに進みました。それでも、日本の手続きとはかなり違うので戸惑いました。
到着後の第一印象
朝に着いて、時差ボケで眠かったです。荷物が多かったので、空港からタクシーで通った道々「まるで映画の世界に入り込んだみたい!」とタクシーの運転手さんに興奮気味に話しかけてました。
渡航してから最初にしたこと
ホステルに荷物をおいて一息ついたらGoToVanに行って、Hideさんからいろいろ教えていただきましたが、そこで出会った女の子と昼間っからビールを飲みに行き、夕方近くに別れて、その足で興味があったビジネス学校に説明を聞きに行きました。
ユースホステルには1週間ほど滞在しました。その間に同じ部屋の韓国人とケベックから来た女の子3人で一緒に競うようにして、住むところや携帯電話契約を済ませました。3人でダウンタウンでビール飲んだり。
カナダで経験した仕事・ボランティアなど
書店で働きたくて、ネットで調べ、お店に飛び込んで履歴書を配ってしばらく探していましたが、ルームメイトのドイツ人の女の子が働いていたイタリア系食料品店でレジの募集があったので、紹介してもらいました。10か月ずっとそこで働いてしまったほど、楽しかったです。イタリア系ですが、個人経営の食料品店なので、カナダ人の食生活が垣間見られたような気がしました。レジ担当だったので、お客さんと話すことで教科書にはない日常会話が学べました。加えて、地元カナディアンだけではなく、同年代のワーキングホリーデーでヨーロッパから来た人も働いていたので、一緒にバーに行ったりして、いろんな文化に触れあうことができました。お客さんも移民の方が多くて、英語だけではなく他言語でのあいさつの仕方など教えてもらったり教えたりしました。日本人スタッフは私一人で、日本人のお客さんも少なかったので、最初はとても大変でしたが非常にいい英語の勉強になりました。結局はそこでしか働かなかったです。
カナダ滞在中のトラブル・反省点など
もうちょっといろんな人と出会える場に積極的に参加すればよかったな、と思います。ヨガとか、趣味のサークルにも。
ワーホリ・留学を振り返って
いろいろと思い切って体験できました。バンクーバーの人の生活リズムがとても気に入りました。面白かったのは、働くことが好きじゃない、というのを隠さないこと。バイト先の食料品店では、定時になると皆さっさと帰ってしまって、日本とはだいぶ違いました。私も何度か、定時になったら、「あがりなさい!」と言われて、シッシッと追い払われてしまいました。家族やプライベートをとても大事にするのが良かったです。
帰国後の生活
日本にいた時と変わらない生活をしていますが、またどこかにいってそこで生活したいと思ってます。英語が100%わかるようになったわけではないですが、英語のほうが性に合ってるな、と感じました。
これからカナダへ行く方へのアドバイス・メッセージ
いろいろ不安はあると思いますが、構えないで何でも挑戦して、楽しんだ者勝ちです。でも、一度だけ、地元のおばちゃんから日本人の子が泥酔してなんか危なそうだった、というのを聞いたので羽目を外すのもほどほどに、気をつけてください。