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2012/6/24 更新
カナダは一人あたりのドーナツ消費量が最も多い国であり、ドーナツ・ショップの対人口比率も世界一を誇る国。非公式ではあるものの、ドーナツは“国民的食べ物”のひとつとして考えられており、カナディアンのアイデンティティを象徴するものとして 様々な場面に登場します。ドーナツとカナダの相関関係について書かれた書籍「The Donut: A Canadian History」なども出版されており、ドーナツとカナディアンが如何に密接な関係にあるかが伺えます。
そこで今回はバンクーバーにある主なドーナツ屋さん特集をお届けします。
スーパーやベイカリーでも売っていますが、ドーナツショップで食べるドーナツはまた一味違うかも?美味しいドーナツでたっぷり脂肪をたくわえて 寒い日々を乗り越えましょう。
バンクーバーで最も美味しいと言われ、世界中のコーヒー・コンペティションでもその豆が使われているロースーター・カフェの「49th Parallel Café」が 2012年6月、Main Street に満を持してオープンさせた第二号店 & ドーナツショップ(49th Parallel Café の 中に Lucky's Doughnuts を併設)。
オープン現時点でのドーナツは13種類(イーストドーナッツ6つ + ケーキドーナツ6つ + フレンチクルーラー)。Bel Cafe(Hawksworth Restaurant)のブランド・マネージャーであり一流のペイストリー・シェフである Dawne Gourley がメニュー考案に参加しており、Glazed や French Cruller、Chocolate old fashioned などのオーソドックスなものから Coconut Meringue Bismarck、Salted Caramel Old Fashioned など お洒落で繊細なものまで、素材・味・見た目・鮮度 全てにこだわったドーナツを堪能できる。
店内は60年代風のレトロでお洒落な雰囲気。約70席程あり、夏には Patio 席が 30程登場予定。Wi-Fi も開放しており、お茶をするにも仕事をするにも快適。
Granville Island のパブリックマーケットの中にあるドーナツショップ。
広場に面している幾つかのドアの内、丁度中央の緑のドアを開けてすぐ右手にある。
昔ながらの "ホームメイド" の味にこだわっており、ふわふわでもちもちの生地が人気。
添加物の類は一切使っておらず、プレーン、チョコ、アップル、ピーナツ、グレーズド、カスタード、ブルーベリー、シナモンバンなど種類も豊富。パンプキンやマンゴー等のシーズンスペシャルもあるが、一番人気は HoneyDip。
お目当てのドーナツが売り切れの場合は、次の焼き上がり時間を訊ねると大体の時間を教えてくれる。$1.38~と少々高めではあるものの“you get what you pay for!”と豪語する人々も。Eat-in スペースは無いので、マーケット内のフードコートや外のベンチで食べましょう。
1689 Johnston Street Vancouver - Public Market内 #122Map
2012年2月、ガスタウンにオープンしたドーナツショップ。
「triple chocolate threat」や「the classic」などのオーソドックスなものから、「mexican mole」「maker’s bourbon bacon」などの変り種まで、ハンドメイドで作られた 11種類のケーキドーナツを揃えている。可能な限りオーガニックで新鮮な素材を使うことを心がけており、Web 上では生産地も明記されている。油で揚げずにオーブンで焼き上げた Vegan や Gluten-freeもあり、健康志向が高いことが伺える。サイズは若干大きめ。味も日本人には甘めに感じるアメリカンテイスト。
pop-up shop と呼ばれる一号店は、Carral St. x Hastings St. とバンクーバーの危険地帯と呼ばれるエリアのど真ん中に位置しているので行く時には要注意。今後は移動する可能性もあるとか。また、コマーシャルドライブのキッチンでも数少ないながらも購入可能。開店当初はダウンタウン内に限り無料配達をしていたものの、現在は行列ができる人気につき人出が足りず、休止中とのこと。Eat-in スペースは無し。
North Vancouver は DeepCove でホームメイドの味を提供し続けているカフェ。
ドーナツは沖縄のサーターアンダーギーのような重量感たっぷりのもので、味は Honey と Maple & Chocolate の二種類。現地レビューによると「Honey Doughnuts を食べるためにわざわざ車を走らせて DeepCove まで行くほど好き」「DeepCove に行くと必ず食べる」という声が多いが、「油っこくて苦手」という声もちらほら。ドーナツの他にもサンドイッチ、日替わりのスープ、マフィンなどの軽食もあり、ドーナツよりも寧ろこちらを好む方も多い。
店内はレトロにまとまっており、古き良き時代を彷彿とさせる写真やおもちゃやなどが飾ってあり、目にも楽しい。
バンクーバーでは珍しくほぼ 24時間オープンしていることで有名なドーナツ/ファーストフード店。特に夜間、飲み終わった後などに利用するのに便利。
Old fashion、French、Honey Dip、Rainbow など多様な種類があるが、リピーターにはベーシックなドーナツの方が人気。
ドーナツ以外にもサンドイッチ、バーガー、ヌードル、チャイニーズ、果物等も売っており、中でも人気なのはメキシカン・サンドイッチの Torta。本場メキシコの味を楽しめるようで「Duffin's と言えば Torta!」という人々も多い。
1964年にオンタリオ州でオープンして以降、年々と店舗数を増やし続けているカナダ最大のドーナツ・チェーン。創業者は 1949年からプロホッケーリーグNHLの選手として活躍したティム・ホートン。
とてもお安くドーナツ、マフィン、クッキー、そしてコーヒー、紅茶などが楽しめることで人気。特に小さな球状のドーナツ“ティムビッツ”は小腹を満たしたい時にも、ちょっとしたお土産としても重宝されている。スープやサンドイッチなどの軽食もあり、“気軽に立ち寄れるコーヒーショップ”としての役割も果たしている。
スローガンは“You've Always Got Time for Tim Hortons”“Always Fresh. Always Tim Hortons.””It's Time for Tims”など。
毎年 3月に行われる賞品総額 2,000万ドル超のスピードくじ「”Roll up the Rim to Win”」コンテストも有名。
1937年にアメリカで創業されたドーナツチェーン。
現在は 21カ国で 600店以上の店舗を展開しており、日本でも東京を中心に 20店舗ほど展開されている。カナダは Alberta、Ontario、Quebec そして British Columbia では Delta で展開中。
チョコレート、シナモン、クルーラー、クリーム入り等、オーソドックスなドーナツが 30種類ほどあるが、代表的なドーナツは創業以来のオリジナルレシピから作られている Original Glazed。
表の看板にライトがついている時は作り中の合図で、出来るのを待っている間にフリーでドーナツを配るのも人気の秘訣。「どちらもチェーン店だし、カナダ発のTimで充分。」と言う人もいれば「遠くまで行って買う価値がある」と言う人も。