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2008年 WH 急増に向けての懇談会
2008/11/9 更新
2008年11月8日、バンクーバーの消費者センター的存在ボランティア団体 ピアねっと と、バンクーバー日本国総領事館共催による、「2008年 WH 急増に向けての懇談会」というものが行われた。
実はこれは今年 2回目となるらしく、第1回目は 7月4日に行われていた模様。
何か写真が盗撮したみたいな角度になっていますが・・・
今回、たまたま知り合いが主催者の方と関係があったため、その招待で参加する事になった。
参加者は主に、バンクーバーの留学センターや、旅行代理店、新聞や Web サイトなどのメディア関係を運営または、管理する人や、実際のワーキングホリデー経験者などなど。
そして、今回のテーマは「仕事」。各業界の人たちが実際に利用者から聞いた仕事に関してのトラブルなどをいくつか挙げ、それに対してどのように対処するべきかなど、意見・情報交換をしていく。まぁ目的はそれだけじゃないだろうけど。
今回挙がった実際にあったトラブルの例は下記の通り。
まぁ、確かにひどいですよね。
自分もオリエンーションなどで対応した人たちが仕事探しをしている中で、いろんなトラブルの話は聞きますが、労働基準法に反するレベルのトラブルや常識とは思えないようなトラブルなどが本当に多いです。
これは、決して日本人以外のオーナーの経営する店だけではなく、日本人が経営する日本の店・企業でも同じです。(比較的日系の場合は安全かも)
中には、ワーホリなど働く側に問題があるケースもあるでしょう。しかし、それはそれ。
上記のトラブル例のような労働基準法に反する状況を作り出すのは、雇用する側なのです。
基本的にバンクーバーには常識の無い、また知識の少ない、店や会社を運営する人が多いのは間違いありません。また、法的に OK だったとしても、精神的に合わないなどのケースも多々あると思います。まぁ、海外なのである程度はしょうがないとは思いますが・・・。
そして、このようなトラブルに巻き込まれないようにはどうしたら良いか、何でこのようなトラブルにあうのか、また被害にあったらどうすれば良いか、などをみんなが議論するわけです。
結果、この会議の中ではこのようなトラブルを減らすために何をするという具体的案はいくつか出ましたが、それが実際に実行されるかどうかは、いろんな意味で難しいと思います。
なので、自分も少しでも多くの人にこのようなトラブルがあることを伝えたいと思ってこれを書きました。
今後、いそいろな対策案は出てくるかもしれませんが、もし自分がこのような被害に実際にあってしまった時のために、まずこれだけは覚えておきましょう。
不当な労働条件を与えられた場合、また、労働法など関係なく精神的に我慢できない場合は すぐ辞める ことです。
一応マナーとして、雇用主側に辞める事を告げた方が良いですが、もしそれで何かゴチャゴチャ言って引きとめようとするなら、次の日から行くのを辞めてください。
別にどんな状況であっても、突然仕事に行かない事は、当然ながら 違法ではありません。所詮仕事と割り切って別の仕事を探すくらいの軽い気持ちで良いんです。
そして、前回の給料から辞めた時までの給料については、その後に考えれば良いのです。
ここでこの給料を渋る雇用主であれば、このまま我慢して働き続けたとしても、いつか普通に辞めた時に同じ状況になる可能性がありますしね。
もし、仕事以外でもバンクーバーの生活の中で困った事があれば、下記などの団体に相談しましょう。