バンクーバー専門
ワーホリ・留学・旅行 に役立つ総合情報サイト
この記事は最終更新日から 5年以上が経過しています。
カナダで初の自作PCに挑戦!本格的にユーチューバーを目指す人にも少し役立つかも?
2019/10/1 更新
カナダで初めてPCの自作に挑戦しました。
何だかオタク臭のする書き出しで、閉じられてしまいそうで心配・・・。 でも、もしかしたら3%くらいの層に需要があるかもしれないので、メモ代わりに紹介します。
僕は日本にいた時、仕事でほんの一時的に企業向けサーバーのハードウェア部署に携わり、はるか昔に一度だけPC自作の経験がある程度で、一般のPCのハードウェアについてはほとんど初心者レベル。特別マニアックな内容ではありませんのでご安心を。
今回なぜ僕がPCの自作をしようと思ったかと言うと、高スペックのPCが必要になったから。 具体的には、動画編集用のソフト「Adobe Premiere Pro」と「Adobe After Effects」をサクサク動作させたかったからです。完成品の高スペックPCを選択しなかったのは単純に費用を抑えたかったからです。
最近、写真と一緒に動画も撮るようになったのですが、特に高解像度の動画を編集しようとすると、今使っているラップトップではイマイチ動作が遅い・・・。 ちなみに、僕が今使ってるラップトップPCのスペックは下記で、普通に使う分には決して遅いスペックではありません。
また、最近のカメラは解像度もどんどん高くなっていて、4Kで撮影した動画なんて、数分のものでも GBレベル。 Youtube が目的であれば、まだまだ2K(フルHD)で十分かもしれませんが、近い将来、5K以上の解像度が一般になる日もそう遠くないかもしれません。それら動画ファイルの保管用としても、拡張性の高いデスクトップの方が良いと思ったわけです。
規格/通称 | 解像度 |
---|---|
5K/2880p | 5120 x 2880 ピクセル |
4K QFHD/2160p | 3840 x 2160 ピクセル |
WQHD/1440p | 2560 x 1440 ピクセル |
2K FHD(Full-HD)/1080p | 1920 x 1080 ピクセル |
HD/720p | 1280 x 720 ピクセル |
動画の制作など、デザイン/アート系には、Windows よりも Mac というイメージを持っている人も多いかもしれません。Macでしか動作しないソフトウェアもたしかにありますが、Adobe 製品含む多くのグラフィック系ソフトウェアは、Windows、Macどちらにも対応しています。
ちなみに、Mac の自作というのは現時点では一般的ではないので、「自作 = Windows」となります。
ちなみに、Mac のハイエンド・モデルと同等スペックを自作するとかなり費用を抑えられるため、Macユーザーであっても特定の目的のために Windows の自作をするというケースもあります。
最近のソフトウェアは、オンラインやUSBメモリからインストールできるので、特別な理由がない限り、CD/DVD-ROMは取り付けなくても大丈夫です。
全てのパーツは「マザーボード」に接続し、電源が必要なパーツに電源ケーブルを繋げるというのが基本構成です。一見、複雑そうに感じるものの、各パーツ、接続形状は全て異なり、挿さるべきところにしか挿さらないので、マニュアルを見ながら1つづつ繋げていけば、意外と難しくなかったりします。
パーツはオンラインか店頭どちらでも購入可能です。北米では基本的に最安値保障を実施しているところがほとんどですが、オンラインの場合はそれができないところが多いので、まずカナダ国内の全店(オンライン含む)の金額をWebサイトで確認し、近くの店舗で最安値の金額に合わせてもらって買うのが一番確実だと思います。
カナダ国内のPCパーツ販売店は下記が一般的なので、これらのサイトで金額をチェックしておけば間違いないでしょう。
Canada Computers & Electronics(バンクーバーに店舗あり)
www.canadacomputers.com
Mike's Computer Shop(バンクーバーに店舗あり)
www.mikescomputershop.com
Memory Express(バンクーバーに店舗あり)
www.memoryexpress.com
Newegg
www.newegg.ca
Vuugo
www.vuugo.com
Amazon Canada
www.amazon.ca
PC-Canada
www.pc-canada.com
ShopRBC
www.shoprbc.com
僕はPC内部をLEDライトでキラキラ光らせることには全く興味がないので、極力LEDが付いていないものを選択しています。
パーツ | 詳細/モデル | 購入金額 |
---|---|---|
CPU | Intel Core i7-9700K 3.6 GHz 8-Core Processor | $499.00 |
CPU Cooler | Noctua NH-U12S | $77.35 |
Motherboard | ASUS TUF Z390-PLUS GAMING WIFI | $209.00 |
Memory | Corsair Vengeance LPX 32GB (2x16GB) DDR4 3200MHz | $204.00 |
SSD | SAMSUNG 970 EVO Plus M.2 NVMe PCI-E 500GB Solid State | $144.99 |
HDD | Western Digital Blue 4 TB 3.5" 5400RPM Internal Hard Drive | $109.99 |
Video Cards | MSI GeForce GTX 1660 Ti Ventus XS 6G | $389.00 |
Power Unit | Corsair RMx 750 W 80+ Gold Certified Fully Modular | $134.99 |
Case | Fractal Design Meshify C TG Dark Tint Tempered Glass | $124.99 |
OS | Windows 10 Pro 64 bit OEM | $189.99 |
Monitor | Asus MX259H 25.0" 1920x1080 60 Hz Monitor | $239.45 |
合計 | - | $2,322(税抜き) |
この構成の詳細リスト(PCPartPicker)
ca.pcpartpicker.com/list/C2CCmg
PCPartPicker
ca.pcpartpicker.com
一応、僕が知っているいくつかの動画編集ソフトを下記に紹介しておきます。
最近は個人のユーチューバーでも機材や編集に力を入れている人が多く、動画の質もどんどん上がってきています。 そんな競合の中、動画の質で勝負したいユーチューバーから、仮想通貨の採掘(マイニング)など、ちょっとマニアック使い方まで、自作PCは様々な場面で活躍します。
自作すると、各パーツの役割、そしてパソコン自体の理解を深めることができるので、勉強としてやってみるものアリだと思います。
僕が購入した上記の組み合わせであれば、ある程度は答えられると思うので、同じ構成で自作するという人は、気軽に質問してください。