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バンクーバーの夏の目玉イベントの1つと言えば、イングリッシュ・ベイで開催される花火大会「Celebration of Light 」。3日に分けて行われ各参加国の花火がその国の音楽に合わせて競い合うという内容です。参加国は毎年異なり、日本は過去数年では2014年と2017年に参加し、どちらも優勝という快挙を成し遂げています。
会場となるイングリッシュ・ベイ や隣のセカンド・ビーチ には、フードトラックが並び、音楽ライブやその他様々なアクティビティが昼間から夜にかけて行われるため、場所取りも兼ねて早い時間から行く人も大勢いて、花火が始まる直前には座るスペースがなくなるほどの人だかりになります。バンクーバーの人口の大半がイングリッシュ・ベイに集中する感じでしょうか・・・。そして花火終了後はその人だかりが一斉に帰宅するためバスや電車はメチャクチャ混雑します。
閲覧/撮影穴場スポット
僕は2006年から毎年見に行っているので、正直花火自体には全く興味はないのですが、
それでも毎年行っているのは、いつもと違う写真を撮りたいという僕の中にほんの1mm程度あるフォトグラファー心が少しうずいてしまうからなのです。
ということで、今回は僕が過去に撮影しに行った中のオススメ穴場スポットをいくつか紹介します。
花火に合わせて流れる音楽は、イングリッシュ・ベイの特定の場所以外からはほとんど聞こえませんが、FMラジオの「95.3/104.3 」で同時に音楽が流れるので、遠くから見る時は携帯ラジオなどを持っていくと良いでしょう。
地図の色付き線をクリックすると場所名が分かります。
■花火打ち上げ場所
■人が少なく比較的花火がきれいに見える穴場
■公式案内で紹介されている代表的なポイント
■角度的に少し見ずらい
■遠いので花火が小さい
この場所で撮影した写真を下記に紹介します。
いくつかの写真は望遠レンズを使用しているため距離感が少し分かりずらいかもしれませんm(__)m
Charleson Park
Granville橋と Burrard橋両方を挟んだ先に花火が見える感じです。
人が少なく帰りの混雑もないので人混みが嫌いな人にオススメです。
タイムラプス
VIDEO
Burrard Bridge
橋の上からなので花火を見下ろす感じです。花火を閲覧しに集まった船なども一望できます。30~40分前に行っても比較的スペースは確保できると思いますが、花火がスタートする頃には意外と人が多くなります。
Granville Bridge
Burrard Bridge を挟んだ向こうに花火が見える感じです。あえて橋と花火を一緒に写真に収めたいという人にオススメです。ただ花火を楽しむにはちょっと遠いので、Burrard Bridge の方が良いと思います。また、この橋はかなり高い位置にあり歩道も狭いので高所恐怖症の人は注意です。
Vanier Park
公式のサイトでも紹介しているスポットでもあるので人はそれなりに多いですが、スペースがなくなるほどではないので、直前に行っても座るところは見つかります。イングリッシュ・ベイの反対側で打ち上げ場所からも近いので花火はとても良く見えます。
Sunset Beach
イングリッシュ・ベイに並んで人が多いです。少し高台になっているところから見ると見下ろす感じで全体が見えます。
English Bay
打ち上げから一番近いスポットで真正面から花火が楽しめます。とにかく人が多いので、座ってゆっくり見たい人は少なくとも1~2時間前から場所取りが必要です。風向きによっては煙にヤラレテしまうかも。初めての人はここから見ておけば無難です。立ち見でも良ければ直前に行っても十分花火自体は見れます。
Westhill, West Vancouver
ウエスト・バンクーバーの高台にある高級住宅街。僕が昔、車で走り回って発見した夜景スポットの一つ。距離が遠いので、肉眼で花火を楽しみたい人向けではないかも。超望遠レンズがあれば面白い写真が撮れるのではないかと思います。
Kitsilano Beach Park
写真なし。ダウンタウンのビルの夜景と一緒に花火が撮れるのではないかと思い、実際に行ってみたことはあるのですが、角度的にダウンタウンと花火が離れてしまうため、結局ここから写真を撮ったことはありません。少し歩いて「Vanier Park」まで行った方が良いというのが僕の感想です。
Second Beach
写真なし。スタンレーパークの木があるので、海沿いの Seawallまで行かないと良く見れず、Seawall側に人が集中します。他と比べると交通的に不便なので個人的にはあまり花火を見るスポットとしては好みません。
Jericho Beach
写真なし。この辺りまで行くとダウンタウンのビルの夜景を背景に花火が見れるのですが、かなり遠いので肉眼には不向きで、写真撮影には超望遠が必要です。
今年の花火は残りあと2日。この記事を参考に夏の花火大会をエンジョイしてください。
Honda Celebration of Light
2019年花火大会スケジュール