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Compass Card の90分ルールと120分ルール
2019/3/29 更新
前回書いた「Compass Card の21分ルール」に続き、今回は Compass Card の 90分ルールと120分ルール について紹介します。
前回の21分ルールは、SkyTrain、SeaBus 駅で、タップしてゲートを通った後21分以内に同じ駅内のゲートから退場すれば、費用はチャージされないという内容でした。
今回の90分ルール と 120分ルール は SkyTrain、SeaBus はもちろん、バスも対象で、Compass Card の「Stored Value(入金利用)」と、「Compass Ticket(駅の券売機で購入する1回限りの紙のチケット)」利用時に関わってくる内容となります。「定期券」や「1日券」利用者には全く関係ない内容です。
まとめると、最初にタップしてから 90分以内は乗り降り自由で、時間内にタップインして駅に入場、またはバスに乗り始めてしまえば、さらに追加で120分の猶予が与えられるということです。下記の図を見てもらうとより理解しやすいと思います。
バス乗車時に現金で購入したチケットはバス専用の乗車券で、Compass Card/Ticket ではないため、SkyTrain や SeaBus への乗り換えはできませんが、バスからバスへの乗り換えは可能で、時間制限は同じルールが適用されます。
通常、120分間乗り換えなしで乗車し続けることはないので、長過ぎるほどの猶予だと思ってしまうところですが、たとえば乗車中、天候や事故による渋滞や遅延などで大幅に時間がかかってしまうこともあるでしょう。そんな時でも、このルールがあることにより、乗客は追加費用を心配することなく心置きなく乗ってられますし、また TransLink側にとっても苦情対応の手間を最小限に減らすことができるという、お互いにとって有益なルールというわけです。
90分に達する直前に乗車したらどうなるのか、今まで曖昧だった人もこれでスッキリx2していただけたのではないでしょうか。
Tap to Pay| TransLink
https://www.translink.ca/Fares-and-Passes/Tap-to-Pay.aspx
Tapping to transfer with Compass| TransLink Blog
https://buzzer.translink.ca/2014/02/tapping-to-transfer-with-compass/