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オフィス引っ越しによる新体制スタート
2018/12/15 更新
２０１８年１２月１日より、GoToVanは新しいオフィスで新体制をスタートしました。
新体制による大きな変更点は下記です。
- オフィス訪問の際の事前予約制
- オフィス訪問時間帯の拡張
- Line／IP電話など連絡手段拡張
今まで「オフィスオープン時間内はいつでも予約なしで気軽に立ち寄ってください」と案内し続けてきましたが、スマホのメッセージアプリ（Lineなど）の普及により、オンライン上で完結してしまいオフィスに来る人が減ったこと、そして到着後間もない人などの多くは結局日時を決めて会うことが多かったなどが、新体制への移行を決断した大きな理由です。
それに加え、通常のオフィスを借りることへのリスクも理由の一つです。
というのも、２００９年に初めてオフィスを借り、その後４回もオフィスを引っ越しているのですが、引っ越した理由は全て、簡単に言うと近隣とのトラブルによる管理会社への不満。バンクーバーは家と同様、オフィススペースも空室状態が何ヶ月も続くことはまずないので、管理会社はテナントに対して強気なわけです（管理会社や担当者によるとは思いますが）。
実は、今年の１０月までは普通に引っ越し先のオフィスを探し回っていたのですが、希望に合うところが見つからず苦戦していました。それで、今まで全く目も向けなかった「Coworking Space」に視野を広げ実際に見に行ってみたところ、想像していた雰囲気とは全く異なり、一目惚れしてしまい、この場所で新体制実現を目指そうと決断したわけです。
今までは「Coworking Space ＝ ただだのシェアオフィス」、または「狭いスペースにテーブルや机が置いてあるだけ」で、要するにただの経費削減のためだけの場所としか思っていない古～い考えの持ち主でした。
しかし近年の「Coworking Space」は、広い空間にデスクやソファ、キッチンが設置されていて、メンバーは自由に歩き回り、好きな席で仕事をし、飲食したり会話したり、中にはボードゲームしたりなど、とにかく自由で楽しそうな雰囲気。そしてその代表的な１つが、日本含め各都市、各世界に拠点を持つ「WeWork」、僕が一目惚れしたところです。
「Coworking Space」では、メンバー誰もが気軽に利用できるオープンスペースの他、「個室」「専用デスク」などのプランもあるため、ビジネスのタイプや状態に合わせた利用が可能です。家具やキッチン、高速インターネット、プリンターなどの設備は全て整っていて、さらにお茶やコーヒーなどの飲み物も無料、中にはビールサーバーまで設置してありいつでも飲み放題ということもあるほど。バッグ１つで仕事に来れるので、フリーランスやスタートアップ企業をはじめ、Amazon、Microsoft、Googleなどの大企業もこれらのスペースを活用しています。
今回、どこのスペースを利用するか、ダウンタウン周辺だけで１０軒以上見学しました。
下記がそのリストです。ダウンタウン内だけでも複数のロケーションを運営しているところが多いので、これだけでも相当な数になります。現在建設中のところも多いので、２０１９年中にはもっと増えます。
最終的に決断したのは、WeWork 333 Seymour Street です。ちなみにここは WeWorkダウンタウン内で唯一、ペットフレンドリー。
決めたポイントとしては、「ゲストの訪問しやすさ」「ゲストとの話しやすさ」「ロケーション」「完成してまだ間もないということもありメンバー数が少ない」「コーヒー（アメリカーノ）が飲み放題」などです。
下記がその写真です。週末の写真なのでほぼ誰もいませんが普段は３０～５０％の席は埋まり、カフェのように賑わっています。
料金は場所によって結構異なりますが、ホットデスク（特定の席はなく空いてる席に座るタイプ）で ＄３００代～＄５００代／月なので、ワーホリや留学生でも、仕事や趣味でパソコンを長時間使う人にはお勧めです。
このタイプのオフィスの一番の懸念事項ともいえる“ゲストの訪問”。しかしココは、受付がドーンとあり「何かご用かしら？」みたいな堅い雰囲気ではなく、どちらかというとカフェのような緩い雰囲気なのが他とくべて大きく異なると感じました。WeWork 他ロケーションも同印象でした。
またＷｅｂサイトのリニューアルに伴い、簡単に訪問予約ができるページを追加したので、ゲストの方にそれほど不便を感じさせずに済むのではないかと今のところは感じています。
到着したばかりの方のオリエンテーション、語学学校の相談、生活／人生／進路相談などなど、是非気軽に予約してください。
今後は Ｗｅｂサイトや紙媒体の運用にさらに力を入れていくつもりですので、
これからも GoToVan をよろしくお願いします。m(__)m
