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Vancouver Fashion Week(VFW)2015 FW collection概要

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Vancouver Fashion Week(VFW)2015 FW collection概要

2015/2/24 更新

目次

ニューヨークを皮切りに世界各地で盛り上がりを見せているファッション・ウィーク。こちらバンクーバーでも3月16日から、今回で実に15回目となるファッションウィークが開催されます。

記事下部に「チ ケ ッ ト プ レ ゼ ン ト 情 報 あ り」

【Vancouver Fashion Week2015 FW collection】
他都市に比べるとまだまだ規模もクオリティも今一歩という印象は拭えませんが、昨シーズンは25ヶ国から70人ものデザイナーが参加し、観客動員数は実に25000人を超えました。登場するデザイナーの面々も実力派が揃っているため見応えもありますし、現地メディア(CBC、Metroなど)は勿論、世界中から集結したファッション各誌(VOGUE UK、Glamour UKなど)にも取り上げられているため、知名度も徐々に上がっているようです。特に前回は日本人デザイナーが3名も参加したということで、会場にはいつにも増して日本人の観客の方々も多く見受けられました。

※前回登場したデザイナー諸氏:Shinya Yamaguchi/Akira Kuwabara/Daiki Shimizu
http://gotovan.com/column/view.php?id=464

今回のVancouver Fashion Weekは3月16~22日の間、Queen Elizabeth Plazaでの開催となります。ファッションウィークは基本的に1年に2回(春夏/秋冬コレクション)行われますが、Vancouver Fashion Weekは毎年3月と9月の開催となっており、今回は【2015年秋冬コレクション】の発表。今回も日本人デザイナーも登場することが決まっています。

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まずは初めてVFWに参加なさる方のための概要をお届けします。
[VFWの特徴]
①開催場所は一カ所(at Queen Elizabeth Plaza)。

他都市では移動の負担が問題となることも多いファッションウィーク。しかしバンクーバーでは1つの箱で複数のショウを見ることができ、更にランウェイも1つのみのため、時間を気にせずゆっくりと見る事ができます。以前はチャイナタウンの真ん中に建つChinese Cultural Centreでの開催でしたが、今やダウンタウンの街中、Queen Elizabeth Plazaにテントを張っての開催。関係者にも観客にもアクセスのしやすい立地で、15年目の成長を見せ付けています。

②運営・デザイナー共に多国籍での開催。
4大ファッションウィークではローカルのデザイナーが圧倒的に多く登場しますが、バンクーバーはその都市柄を反映して非常にモザイク度が高く、参加デザイナーの人種や国籍が他都市よりも幅広いことが特徴としてあげられます。もちろんローカルデザイナーも出場しますが、世界中から何かしらの受賞歴のあるデザイナー又は有志のデザイナーを招致しているため、お国柄や土地柄を反映したユニークなショウが見られます。

③新人デザイナーの登竜門。
近年、時代の流れと共に4大コレクションを含む各国の “ファッションショウ”も変化し続けていますが、VFWでは“新人デザイナーの登竜門”としての地位を確立しつつあります。基本的にショウの開催には莫大な資金と時間を要するもので、故に折角ショウを開催しても採算がとれずに消え行く新人も少なくありません。しかしVFWでは受賞歴があれば無料で参加ができるため、「能力はあるが資金が無い」という新人デザイナーにとって優しい環境となっています。ここから未来のファッション界を担うデザイナーが誕生する可能性も孕んでおり、このシステムには業界からの賛同も多数。またランウェイを歩くモデルも地元でキャスティングされた人々が多く、毎度 素人に近いモデルも多く登場するのですが、VWFで経験を積み 今後羽ばたく人がいるかもしれません。

④運営の自由度が高い。
冠スポンサーがついておらず、運営は基本的にボランティアによってまかなわれています。そのため非常に自由度が高く、良くも悪くも手作り感がひしひしと感じられます。毎回 開催前も開催期間中も様々なトラブルが巻き起こっていますが(過去記事の無断引用転載、受付の混乱、会場内音響崩壊など)、何しろ運営が”各国のボランティア”ということなので暖かく見守りましょう。毎回 日本人ボランティアも募集しており、現地在住の方のみならず、ワーホリの方の参加も多く見られます。ファッション好きのワーホリの方にとっては良い経験になるのではないでしょうか。

⑤インターネットマーケティングの重視。
インターネットを有効活用し、各国のメディアやファッションブロガーに直接働きかける事で認知度を向上させている。もちろんSNSもフル活用。
Twitter:https://twitter.com/vanfashionweek
FaceBook:https://www.facebook.com/vanfashionweek
Instagram:http://instagram.com/vanfashionweek
pinterest:http://www.pinterest.com/vancfashionweek/
tumblr:http://vancouverfashionweek2013.tumblr.com
YouTube:http://www.youtube.com/results?search_query=vancouver+fashion+week

⑥フロントロウ(VIP席)
NY、ロンドン、パリ、ミラノ等の規模の大きいファッションウィークではフロントロウを埋めるセレブリティも大きな話題となります。広告塔としての役割も担うフロントロウは一般的に業界関係者やセレブリティを招待しますが、これまでバンクーバーファッションウィークにはKristen Stewart(Twilight)、Robert Pattinson(Twilight)、Jason Statham(The Transporter)、Alanis Morissette、Barenaked Ladies、The Real Housewives of Vancouverの面々などが訪れているそうです。これまでのVFWを見る限り、地元招待客やVIPパッケージ購入者が圧倒的に多いようには見受けられますが、会場に足を運んだ際には注目してみて下さい。

番外編
①非ファッショニスタでも気軽な参加が可能。
中には「興味はあるけど、着ていく服がない」「ワーホリ・留学なので あまり服を持って来ていない」「そもそもバンクーバーにお洒落服を持って来る概念が無かった…」などという方もいらっしゃるかと思いますが、VFWに関して言えば、他都市のように気合いの入ったお洒落をしていなくても恥ずかしくありません。初日のガラはファッション関係者やファッショニスタによるお洒落合戦も繰り広げられますが、翌日からのショウは若干お洒落度が下がり、気軽に覗きに来ている方も少なくありません。思い思いの格好でファッションを楽しみに行けば宜しいかと思われます。

②登場ブランドのアイテムを身につけなくても大丈夫。
コレクションなどでは“何か一つは出演ブランドのアイテムを身につける”のが暗黙の了解且つ最低限のマナーと言えますが、バンクーバーの場合はまだ世界的には名の売れていないデザイナーの出演が多い上、一つの会場で複数のショウが行われるため、他ブランドのアイテムで参加しても全く問題無いと言えます(参加ブランドのアイテムがそもそも手に入らない事も多々)。上記した通り、気軽な格好で気まぐれに訪れることもできるため、ファッションにはあまり興味が無いという場合でも、バンクーバーのイベントの一つとして覗いてみても楽しめます。
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さて、そんな今回のVancouver Fashion Week、前回に引き続き、またも日本人デザイナーが登場します。前回は3名ともが各メディアやファッションブロガーの間で話題となりましたが、今回登場する中島篤氏もかなりの実力派。どんなショウとなるのか、要チェックです。
【中島篤(ATSUSHI NAKASHIMA)】

1978年 岐阜県にて誕生
2001年 名古屋ファッション専門学校 ファッションスペシャリスト科 卒業
2003年 第20回オンワードファッション大賞にてグランプリを受賞
審査員であったJean Paul Gaultier氏により才能を見初められ、パリへ渡る
2004年 Jean Paul Gaultier氏のアシスタントデザイナーに就任
2009年、同氏のディフュージョンライン ヘッドデザイナー就任。カジュアルラインを担当する
2011年 自身のブランド「ATSUSHI NAKASHIMA」立ち上げのため日本帰国
2012年 Mercedes-BenzFashionWeek TOKYOにてAUTUMN WINTER DEBUT COLLECTION発表
2013年 第3回DHLデザイナー賞にて受賞、JIL SANDER NAVYのヘッドデザイナーに就任

最近では渋谷ヒカリエ・オフィス受付の新制服デザイン、『Mercedes-Benz Fashion Week TOKYO』2014-15AW Collection 出品、パリ発のメンズ合同展示会「MAN(マン)」に出展、NYのPR01 SHOWROOM NEWYORKに15-16AW Collection を出品など、勢力的に活躍の場を広げています。今回は自身のブランドATSUSHI NAKASHIMAでの参加。

【公式ウェブサイト】http://www.atsushinakashima.com
http://vanfashionweek.com/atsushi-nakashima/

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【Vancouver Fashion Week2015 FW collection】

[チケット情報]
http://vanfashionweek.com/event/
http://www.vanfashionweek.com/ticket.html
●Show Pass(連続した2つのショウの観覧が可能) - $30
●Day Pass(1日券) - $75
●Opening Gala(初日) - $150
●Opening Gala + Fri + Sat(初日&金・土) - $150
●6 Day Pass (初日以外=ショウ全部)- $300
●7 Day Pass(VFW全イベント) - $350

抽選でバンクーバー・ファッション・ウィークの 「1Day Pass($75相当)」を 5名、「6Day Pass($300相当)」を 3名にプレゼント!!

応募は、お名前、年齢、メールアドレスを明記の上、下記 Eメールへ。

【詳細はこちら】
公式:http://vanfashionweek.com
場所:Queen Elizabeth Plaza: 649 Cambie Street, Vancouver, BC, CA


【 チ ケ ッ ト プ レ ゼ ン ト 企 画 】
応募期間: 3月8日(日)まで
宛 先: reika@vanfashionweek.com
件 名: VFW チケットプレゼント企画
本 文: 名前、年齢、メールアドレス
(※18歳未満の方の入場不可)

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