バンクーバー専門
ワーホリ・留学・旅行 に役立つ総合情報サイト

第23回 日本語スピーチコンテスト at UBC

この記事は最終更新日から 13年以上が経過しています。

第23回 日本語スピーチコンテスト at UBC

2011/3/6 更新

目次

日本語を母国語としない日本語を勉強している主に学生達を対象に行われる、毎年春恒例の「日本語スピーチコンテスト」が今年も UBC(University of British Columbia) 大学内の アジアンセンター(Asian Centre) で開催された。

このコンテストはカナダの各都市(バンクーバー、カルガリー、トロント、モントリオール)の日本総領事館により開催され、各レベルの上位入賞者を選び抜き、改めて別の都市(今年は3月26日にカルガリー)で最終コンテストが行われるという大きなイベントだ。

この日、UBCのアジアンセンターで行われたスピーチでは高校生部門で 15名、大学&一般部門で20名の計 35名。参加者は高校生を初め、UBC、SFU からの大学生が多く、BC 州については韓国人、中国人の割合が多く、白人については 1割かそれ以下なのが特徴。


プログラムの流れとしては、まず、高校生部門の初級、中級、混合、そして、大学生&一般部門の初級、中級、上級、混合といった順にスピーチが行われ、夕方前くらいに結果発表、賞品授与といった感じ。審査員は、UBC、Langara College などの大学の日本語先生、総領事館の総領事、その他、計6名。


今回、高校生部門で一番印象に残ったのは、混合の Vivian Sung さんによるスピーチ「ダーウイン賞」。面白い死に方をした人などに贈られるこの賞に対する賛否両論について、また、それに対しての自分の意見などを分かりやすく説明してくれていた。結果的にこの女性は混合での1位を受賞。


そして、大学部門で一番面白かったのは、中級の Kung Ho Chiu さんによるスピーチ「私の痴漢体験」。以前日本に留学に来た時に女性専用車両に知らずに乗ってしまって痴漢扱いされてしまった事、その時に周りの日本人が誰もミスを指摘してくれなかった事への日本人に対してのちょっとした不満、また、これから日本に行く人に、同じ状況にならないようにと注意を促すような内容で、どちらかというと気迫溢れる演説といった感じで、結果的にこの男性は中級の 2位を受賞。


という事で、結果は下記の通り。
名前だけ見ていても、韓国人、中国人が多いのが良く分かる。

【高校部門】
[初級] 第1位 Sherry Kim 「まなつのサンタ」
[中級] 第1位 Cindy Liu「予想外の結果」
[混合] 第1位 Vivian Sung「ダーウイン賞」

【大学・一般部門】
[初級] 第1位 Ashley Wang「温かいコミュニケーション」
[中級] 第1位 Sam Ramdani「多文化主義の落とし子」
[上級] 第1位 Anais Pang「曖昧な習慣から脱却」
[混合] 第1位 Jay Kim 「私は誰ですか?」


 

バンクーバー日本総領事館
http://www.vancouver.ca.emb-japan.go.jp/en/culture/culture_speech.htm


Japan Foundation - Japanese Language Speech Contest
http://www.jftor.org/language/2010Speech.php

コメント