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バンクーバーの危険地帯

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バンクーバーの危険地帯

2009/1/18 更新

目次

バンクーバーの危険地帯と言われているこのエリア。

旅行の本などでもよく紹介されているので、なんとなく「危険」という事だけは知っていると思うのですが、何がどのように危険なのか知らないという人も多いと思います。
なので、本日、カメラを持ってこのエリアを探索してきたので、簡単に紹介しちゃいます。

まず、ここがなぜ危険地帯かというと、この辺には、ホームレスやドラッグ中毒者たちが盛りだくさんだからです。別に銃を持った人がウロウロしているとか、そういった感じの危険という意味ではありませんのである意味ご安心を。まぁ、正直、自分も最初の頃、知らないでこの辺をウロウロしたこともありますし、今日も1人でカメラを持ってウロウロしていましたが何も問題は起きませんでした。

と言うのも、ここはチャイナタウンと隣り合っているため、昼間は普通の観光客も混じって歩いているので、普通に歩いているだけならあまり危険ではないんですね。しかも、この辺にはたくさんの警察もウロウロしているので。
まぁただ、変な人が多いというのは事実。自分は男だから大丈夫だったかもしれないけど、もし女の子1人で歩いていたら・・・何があるか分かりません。注射器の針なんかをプチッっと刺されちゃうかもしれないし、何をされるかわからないという意味では、決してうかつに行くところではない。特に夜は絶対に近寄らない方が良いと言う事だけは確かです。

しかし、もし知らないでこのエリアに入ってしまい後から気づいた場合は、まず、旅行者っぽいオーラは出さないように努力する(どうやって?)、また可能であれば、ちょっと変な動きをしてみたりして逆に彼らと同化して仲間に見られる(無理か・・)などで対応しちゃいましょう。


また、このエリアの中でも一番変な人が多い場所がここ。Hastings St x Main St. にある、「Carnegie Community Centre」前。ここは、バンクーバーで初めて建てられた公共の図書館で、中には図書館はもちろん、キッチンやジム、アートギャラリーなどの設備が整っている。ホームレスの為に食事も配給されるという事もあり、結果そういった人たちの溜まり場となってしまっているようです。


更に、カナダでは、ドラッグ中毒者のために、「Needle Exchange Programs
」という事を 1989年にココからすぐ近くの「Youth Activities Society」でカナダ初められており、今でもこの付近にはこのプログラムを行っている施設がいくつかある。



これは何かと言うと、ドラッグ中毒者が注射器を使い回し、それが原因で HIV に感染する人を減らすために、政府が新品の注射器など一式を無料で配るというプログラム。当然ながら、こんなことを反対する人はカナダでも多い。


いや本当に何考えているのか分からん。
確かに、コレにより HIV 感染が相当減ったのだろう。でもそういう問題じゃないでしょ~。
どんな理由にせよ、国が作った法律を破る手助けを国がしてどうすんだよ~って事ですよ。

こんなことするから、注射器の針などが町中にドンドン増えるわけです。
今日も、数分歩いているだけで道端にいくつか、消毒水のケースらしきものが落ちているのを見つけたほどです。

カナダだけの問題ではないかもしれないが、このアイディア(プログラム)は確実に間違っている。うん。まず、一番やらなくてはいけないことは、ドラッグをやる人を減らす事。しかし、このプログラムは、結果的にそれを助長するような行為となっている。これじゃ、カナダはドラッグを許可しているのかと思われてしまいますね。


とにかく、道端に落ちている注射器などには絶対に触らない、また、踏んでも大丈夫なように、この辺を歩く時は特に、底の厚い靴を履くように心がける、いや、この辺の危険なエリアじゃなくても、注射器の針には注意した方が良いでしょう。
それはこの辺の危険地帯だけでではなく、ダウンタウン内の細い路地裏道も同じです。

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