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カナダの学資積立プラン

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カナダの学資積立プラン

2008/10/8 更新

目次


RESPという言葉を聞いた事ありますか? これは、Registered Education Saving Plan (政府公認学資金積立プラン)のことで、その名の通り、子供達の大学進学(カナダは、高校卒業までは公立校であれば学費は無料)の為の学資金形成に特化した貯蓄プラン。




大きな特徴としては、運用先がカナダ国債であり、利子に対しては非課税、複利運用でさらに、年間最大、$600(約6万円程度) の政府の補助金が付いてそれも同じように運用されて成長すること。ただし、子供が大学に進学をしないと元金しか戻ってきません。(進学すれば、学資金として運用の結果成長した利子分が戻ってくるというものです)


こんなお得なプランですが、カナダでは既に50年の歴史を持ち、50万人強の加入者がいます。また、このプランへ加入している子供達の大学進学率は、95%とほとんどの子供達が進学という進路を選択しているのです。このプランの存在が、カナダの大学進学率の高さという実績により証明されているともいえます。



ビデオで説明

しかし通常、このRESPには、カナダ市民、または永住権保持者しか加入できません。しかし、この素晴らしいプランをカナダの子供達だけでなく、世界中の子供達を対象にして開放したプランが2002年9月にSTI学資積立プラン(Student Trust International 学資積立プラン)として発表されました。このプランとカナダのRESPとの違いは、政府よりの補助金があるかないかという事だけ。


STI学資積立プランは、世界中の子供達をその対象としているので、カナダ政府よりの補助金は無いです。



しかし、STI学資積立プランの平均運用利回りは 6.3%と日本の金利と較べればかなり高い運用利回り!!さらに、積立金は信託財産管理により積立運用金は保証されているので安心です!
例えば、子供が0歳の時に100万円積立て、最終的に4年間大学に通ったとすると、約373万円を受給できるということになるのです。



日本だけでなく、目を少しだけ逸らせて外に向ければ、日本には無い素晴らしいプランや商品が普通に存在するんですね。





 



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