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VFW 日本人デザイナー高橋悠史氏のご紹介
2014/2/25 更新
3月18日~24日に渡って「Chinese Cultural Centre」で開催される「バンクーバー・ファッション・ウィーク秋冬コレクション2014」。今回出演される日本人デザイナー高橋悠史さんをご紹介。
高橋悠史 (Yushi Takahashi)
高橋悠史氏は1982年生まれの岐阜出身の若手ファッションデザイナー。2009年に文化服装学院オートクチュール専攻科を卒業。後、アパレルメーカーに勤務。そして、2013年に独自のファッションブランド「Yuhshi Takahashi」を立ち上げる。
ブランドのテーマは『人々の心の中にある物語を呼び覚ますアイテム』『人は現代社会の現実世界を生きているとき、ふといつもと違う自分を想像することがある。そんな時いつもとは違う自分を見つけられる、また休日だけでも着たくなるような服の制作』。
そして彼のアイテムには「儚さと脆さ」が主体的に表現されている。
高橋氏へのインタビュー
今回 VFW に参加するに至ったきっかけは?
「今現在は本格的にブランドをやっているのではなく、アパレルの仕事と掛け持ちという形をとっています。ただ、後に本格化させる際、自分の名前ができる限り世に露出していた方が有利であると思い、去年の8月より作品発表及び個人のお客様にオーダー作成を始めました。丁度その頃、VFWのプロデューサーの方にお声を掛けて頂き、将来の事も踏まえ、参加を決意しました。しかしまずは単純にショーをしてみたいという気持ちがありましたね。」
どのようなきっかけでファッションデザイナーになろうと決心されたのですか?
「気づくと将来何を本職として生きていくのかという問いがいつも心の内にありました。自分には吃音症という言語障害があるため、人前で話したり、言葉で自分を表現することが苦手で、元より何かを形にしたり創り出すという活動が好きだったので、これだと閃いたんですね。それでその対象として服を選んだわけです。」
子供の頃はどんな子どもだったのですか?
「自分自身は田舎生まれの田舎育ちのどこにでもいるような子どもだったと思っています。ただ病気がちだったため、ロボットのおもちゃで遊んだりと室内でよく遊んでいました。」
ブランドコンセプトはどのような経緯で生まれたのでしょうか?
「私の性格に深く関連しているのですが、吃音症のことを意識し始めたころから内向的な性格になっていく自分がいました。その頃に『生と死』という重要なテーマを考えていた時に、生きることの大変さ、そして死ぬときの一瞬の儚さ、美しさを何とか形にできないだろうか、と考えたんです。創作活動には長い時間を要しますが、壊すときは一瞬で壊すことができる、私はそのあっけなさを非常に美しいものだと捉えています。この心を作品にそのまま繋げています。」
独自の世界観をこう語ってくれた高橋氏は果たしてどのようなショーを世界の舞台で届けてくれるのだろうか。今回のショーに出演する唯一の日本人であり、我々日本人としては是非とも活躍を期待したいものだ。その他、地元バンクーバーより 5名のデザイナーが出演予定だ。そちらにも注目したい。
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前回のチケットプレゼント企画では多くの方々にご応募頂き、ありがとうございました。当選者には既にご連絡を差し上げております。今回落選された方も、公式HP上にてチケットをご購入できますので、こちらよりどうぞ。
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