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釣り@Capilano River。

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釣り@Capilano River。

2008/10/29 更新

目次

皆さま、Capilano Suspension Bridgeはお好きですか??
私は・・・一度も行っておりません。
$20なんて、お高過ぎますし(せこい)。
みんな、「Lynn Canyon Parkで充分。」って言いますし。
(注:・・・なんていう戯言は後日“百聞は一見にしかず”という名言の元、
脆く崩れ去りましたが。今では両方大好きです!!)

でもでも、そんな私、Capilano Riverは大好きで、
何度も足を運んでいます(6月~10月)。
だって、サーモンが釣れるんですもの!!
わさわさいるんですもの!!

・・・という事で、今回は、Capilano Riverでの釣り情報について、少々。

●Capilano River Regional Park●
まずは、釣りスポットのあるCapilano River Regional Parkへ向かいます。
Lonsdalequayから、Grouse Mountain行きのバスに乗車。
Capilano Suspension Bridgeから5分程の、Prospect Aveで下車。
少し分り難いですが、道路を横断して、やや坂を下った所にあります。

公園入り口付近にある緑の丘を越えると、
先ずは、雄大な山々に囲まれた広大なダムがお出まし。
遠くGrouse Mountainの上空には
パラグライダーが飛んでいる光景なども見られます。
お天気が良いと、水着で日向ぼっこしながら読書を楽しむ美女や、
はしゃぎまくる犬っころ、バーベキューを楽しむ家族の姿も。
・・・まあ、ここでは釣れませんけど(あたりまえだ)。

ここから、左手の坂を500m程下り、孵化場へ。
ハイキングコースや釣り場情報が載った案内板がありますので、
そこで場所をチェックして下さい。
フィトンチッドに癒されながら向かえるのですが、
やや急な砂利道なので、足元にはご注意を。

●Capilano Salmon Hatchery●

孵化場では、サーモン・釣りに関する展示・解説は勿論、
時期になると、サーモンが川上りする様も見られます。

(08年10月下旬にはうじゃうじゃいました。
 9月は殆どおらず、10月上旬はちらほら。)

北海道の標津サーモン科学館と姉妹提携しているからなのか、
展示には、日本語の解説も付いているのですが、
字体は幼児だわ、日本語は間違えてるわ、造語満載だわで、
突っ込み所満点。
“マスのスケ”って、どこのスケよ。

●Cable Pool Bridge●
孵化場を出て、川に沿って真っ直ぐ進むと、
立派な木製の橋=Cable Pool Bridgeが。
ここから下流が“釣りをしても良い場所”になっています。
結構な高さのある橋なのですが、時期になると、この橋の上からでも、
巨大なサーモンが餌を追い、腹を煌かせながら猛烈な勢いで泳ぎ、
身体をくねらせてばしゃばしゃと跳ねる様が見られます。
釣りができなくても、この光景を眺めるだけで充分“カナダチック”。
観光客も沢山見下ろしています(8月中が一番跳ねていた記憶)。


●釣りスポット●
私のお気に入りの釣り場は、
この橋の上からも見る事ができる、二つの大きな岩。

一つは、
釣りでもしなければ絶対に足を踏み入れないであろう柵を乗り越え、
生い茂る茂みを掻き分け、私の短い足では対応しきれない高さの岩を下り、
水溜りに点在する石をウサギのように飛び越え、
這い蹲って岩を登ると、辿り着けます。

もう一つは、
上記の岩よりは行き易く、ルートも見付け易いのですが、
同じく茂みを掻き分け、倒れた木を跨ぎ、
岩に張られたロープを頼りに、岩から岩へ、
ぷちロッククライミングをするような所。

この二つの岩からだと、
透明な水の下に屯すサーモンを見ながら釣りができます。

「こいつ、ルアーに一切興味ないな!!」とか、
「こいつ、人のルアー跨ぎやがって、ナメてんな!!」とか、
「寝るな!!」とか、
色んな事が手に取るように分かるので、
博打感覚がお好きな釣り人さんには、あまりお勧めできませんけど。。。
目の前に丸々と太った魚群が屯路しているのに、釣れない。・・・という、
悔しさ・悲しさ・虚しさも味わえるので、お子様の教育に使えそうです。
世の中、思い通りにいかないんだぞ、と。

もう一つのポイントは、
川沿いに真っ直ぐ進むとすぐに辿り着く“ViewPoint”の下(表示あり)。
コンクリートで舗装された階段を下ると、
これぞ川原!!とでも言うべき、川原然とした、川原らしい川原に出ます。
実は、階段入り口に超簡易的なロックがされているのですが、
地元民も釣り人も観光客も、みんな跨いで侵入していますし、
何の表示もないので、立ち入り禁止区域ではないと思います。
ここでは、正面と背中に山肌を感じながら、ちょっと急な渓流での釣りが楽しめます。
大きいのは偶にしかかかりませんが、ちびっ子がよくいる印象。

そして、個人的に最後のポイントは、その名も“CohoPool”。
橋を渡って、ハイキングコースを暫し進み、
勘を頼りにコースを外れて草木を掻き分けると、
その名の通り“Coho”がごろごろいる、ちょっと深めのプールがあります。
休日だと、ラフティングを楽しむ方々や犬っころ、
そして現地の方が泳いで(釣り場を荒らして)いたりするので、
タイミング次第になりますが・・・ここは釣り易いですし、釣れます。
視覚的な魅力にやられて橋の下に居座りたくもなるのですが、
困った時には、CohoPool。


「カナダ=ばかすかサーモンが釣れる。」という印象は、
・・・うん。ぶっちゃけ甘い妄想でしたが、
地元の釣りキチさんも、釣り具屋のおじさんも、
「近郊での釣りならCapilanoだな!!」と、口を揃えて仰います。
釣り好きの皆さま、一度お試しあれ。

また、これらの釣り場の周りは、ぐるっとハイキングコースになっているので、
釣りができずとも、気持ちの良い散策が楽しめます。
Suspension Bridgeに行かれる際は、是非お立ち寄りを。

因みに。
①釣りは、どこで釣るにも、何を釣るにも、当然ライセンスが必須。
 特にサーモンは、サーモン専用のライセンスが必要なので、
 釣りをする場合は、釣具屋さんなどでライセンスを購入して下さい。

②「○月○日までは、餌使うの禁止。」
 「○月○日を以って、この場所、Close。」
 「サーモンの持ち帰りは○匹まで。それ以外はリリース。」など、
 物っ凄く細やかな釣り規定があります。破ると当然ペナルティが。
 この情報、日に日に変わるのですが、
 釣り場に表示があるわけではないので、
 日常的に釣りを楽しむ方は、釣具屋さんのメールマガジン等に登録して、
 確認すると良いかもしれません。
 (月に3~4回は通っていますが、キャピラノで監視員を見た事は
 一度もないのですけど。・・・とは、内緒の話。)

P.S.釣り好きの皆様。
    オイシイ情報があったら、絶賛お待ちしておりますm(__)m
 

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