バンクーバーらしさを実感する12の体験とは？地元民の本音

この記事では、「バンクーバーに住む人」と「真のバンクーバー市民」の違いについて、地元出身者ならではの視点で解説します。カナダ・バンクーバーに移住したばかりの方や、これから長く生活したい方が地元ならではのあるある体験から学べる内容です。現地でしか分からないユーモアや、人々の本当の習慣など「都市伝説」ではなくリアルな日常をやさしい言葉でまとめています。この記事を読めば、観光ガイドブックには載っていない、バンクーバー生活の本質的な魅力や、地元の人がどんな時に『あ、この人は本物のバンクーバー市民だ！』と感じるか、そのヒントが分かります。

雪はわずか1cmでもパニックになる

バンクーバーの冬は全体的に温暖ですが、ごくわずかな積雪でも街が混乱します。たった1センチの雪が降るだけで公共交通機関は止まり、人々は仕事や学校を休み、あたかも大きな自然災害が起きたかのように騒ぎます。夏タイヤのまま立ち往生する姿を見かけるのもこの時期ならではです。

https://www.instagram.com/p/CLXmhg4j-en/

自転車レーンに対する複雑な心境

バンクーバーといえば、健康志向の自転車文化をイメージされるかもしれません。しかし実際には、多くの地元市民は、自転車レーンが混雑や交通の支障になると感じていて、「またか…」と内心思っています。これは世代を超えた伝統的な話題で、家族でドライブ中に「自転車に気をつけて！」と言い合う光景もよく見られます。

https://www.instagram.com/p/DN2Mb68XA4u/

『Crazy Pete』を知っている

『Crazy Pete』はRoger Arenaのアイスホッケー観戦で、太鼓を叩いて会場を盛り上げる謎の有名人です。カナックスの試合で一度も耳をつんざく太鼓を聞いたことがなければ、地元民とは言えません。彼の存在は市民の間でちょっとした伝説です。

https://www.instagram.com/p/DQSlR45kt0c/?img_index=1

カラスに襲われた経験がある

バンクーバーはカラスがとても多く、特に春の巣作りシーズンになると通行人がカラスに頭上を急襲される被害が頻繁に起こります。2016年には「CrowTrax」というサイトで被害マップまで作成され、話題になりました。もし一度もカラスが怖くて外出を躊躇したことがなければ、まだまだバンクーバー初心者かもしれません。

https://www.instagram.com/p/Cd_r_qhFvM9/

Hamilton Streetでアプリの元カレ・元カノに遭遇

バンクーバーの恋愛や友人関係は広いようで狭く、特に出会い系アプリ「Hinge」での知り合いと偶然出会うことも多いです。雨の多い10月、油断して外出すると、ピエールズ・シャンパン・ラウンジのような場所で過去の相手にばったり...ということも。長く住むほど、街全体が一つのグループチャットのような感覚になります。

https://www.instagram.com/p/DBrPWTmSA2K/

観光名所は意外と行ったことがない

Gastownの蒸気時計やCapilano Suspension Bridge、Grouse Grindといった有名なスポットは、地元の人ほど実はあまり行っていません。子どもの頃に数回だけ行って、その後は友人や家族と話題にするだけです。逆に、日本や他の国から来たばかりの人は「Beautiful British Columbia」と写真をSNSに投稿することが多いですが、これが地元民との違いと言えます。

https://www.instagram.com/p/DOu3Q5QEzAl/

$1.8ミリオンで古びた家が「お買い得」と思う感覚

カナダの不動産価格はとても高く、バンクーバーのKitsilanoエリアで老朽化した二世帯住宅が$1.8ミリオンもすると聞いても「意外と悪くない」と思えるようになれば、立派な地元民です。週末にはパートナーと家の外観を見て「値段はどのくらいかな」と予想し合うのも楽しみの一つです。

https://www.instagram.com/p/DOcVuReDdhD/

Bimini'sの水曜ナイトを経験したことがある

Bimini'sは地元で人気のパブ・バーです。水曜日の夜は地元の若者や学生が大勢集まり盛り上がる日として有名です。ここでの体験があるかどうかは、バンクーバー市民の「通過儀礼」のようなものです。

https://www.instagram.com/p/C02u0tGRrzn/

Granville Islandでカモメに食べ物を奪われたことがある

Granville Islandでは、景色を楽しみながらベーグルを食べていると、突然カモメが現れて食べ物をひったくられる...そんな光景が日常的です。地元の人なら必ず一度は「騒がしいカモメ」について語る経験があります。

https://www.instagram.com/p/BrVT2NYFWCN/

ハイキングに実はほとんど行かない

SNS上では週末ごとに山登りや大自然を楽しむ写真が目立ちますが、実は地元出身の多くの人はあまり本格的なハイキングに行きません。一度体験すれば十分と感じ、普段はコーヒー片手に海沿い（Jerichoビーチの西など）を静かに散歩するのが日常です。

https://www.instagram.com/p/Bx0UQn5g-8G/

本当のバンクーバー出身か、密かにチェックする

近郊都市（Mission、Tsawwassen、Coquitlamなど）から通学・通勤している人も「私はバンクーバー出身です」とよく言いますが、地元民は「それはちょっと違うんだ」と密かにチェックしています。North VancouverやWest Vancouverも含めて、本当の「Vancouver proper（行政区内）」で育った人は独特のプライドを持っています。

https://www.instagram.com/p/CSE5p_spT70/

景色の美しさに慣れてしまうが戻って再発見する

バンクーバーの景観は他の多くの都市と比べて非常に美しいですが、長く住んでいるとその良さに気づかなくなりがちです。雨の多さや交通渋滞には文句を言いつつも、いったん街を離れて戻ってきた時に初めてその美しさを再認識し、ありがたさを実感します。まさに、「失ってはじめて分かる大切さ」です。

https://www.instagram.com/p/DNkBfmDOzs5/

参考サイト

移住準備：バンクーバーとトロントの違いまとめ
https://www.narcity.com/vancouver/things-to-know-before-moving-from-vancouver-to-toronto

バンクーバー地元民が教えるおすすめスポット
https://www.narcity.com/vancouver/local-guide-exploring-vancouver

本物のバンクーバー市民とは？特徴まとめ
https://www.narcity.com/vancouver/not-vancouverite-unless-experienced