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電子渡航認証システム(ESTA) - アメリカへの入国
2009/2/13 更新
2009年1月12日より、アメリカに短期商用・観光目的(90日以下)で旅行するすべての日本人は、アメリカ行きの航空機や船に搭乗する前にオンラインで渡航認証を受けなければならなくなりました。
これは、「電子渡航認証システム(Electronic System for Travel Authorization: ESTA) (無料)」という新しいシステムで、ビザ免除プログラム(Visa Waiver Program: VWP) に参加している国の国民全員を対象としたものです。
ちなみに、VWP とは何かというと・・・・
VWP 参加国の渡航者は、短期(最長90日)の観光・商用目的であれば、ビザなしでアメリカに入国できると言うものです。就労や留学など、短期観光・商用以外の目的の場合は事前にビザ申請が必要。
今現在この VWP に参加している国は下記の通りです。
アンドラ | アイスランド | ノルウェイ | オーストラリア | アイルランド | ポルトガル |
オーストリア | イタリア | サンマリノ | ベルギー | 日本 | シンガポール |
ブルネイ | リヒテンシュタイン | スロベニア | デンマーク | ルクセンブルグ | スペイン |
フィンランド | モナコ | スウェーデン | フランス | オランダ | スイス |
ドイツ | ニュージーランド | 英国 |
2008年11月17日から加わった国↓
チェコ共和国 | ラトビア | エストニア | リトアニア | ハンガリー | スロバキア共和国 |
大韓民国 |
2008年12月30日から加わった国↓
マルタ共和国 |
オンラインでの申請となり、通常であればその場で申請結果が出力されますので申請は出発前であればいつでも良いですが、回答が保留となる場合もあり、その場合、最終回答は 72時間以内 に受取れるとなっていますので、出来るだけ早めに申請しておいたほうが良いでしょう。
申請を忘れてしまった場合、航空機や船に搭乗する際、搭乗拒否または米国の入国拒否となりますので注意しましょう!!
ただ、成田空港などでは、申請を忘れた人に対応するため、「ESTA 申請専用カウンター」を設置などしているので、最悪の場合はそれらを利用する事も可能です。
このシステムが浸透する事により、将来的には I-94 / I-94W (出入国カード) の記入が不要になるようですが、今のところは両方やる事になりそうです。面倒ですね・・。
ちなみに、車など陸路でアメリカに行く場合は、ESTA の申請は必要はなく、今までどおり、アメリカ入国の際 I-94 / I-94W (出入国カード) を記入する必要があります。
ただし、帰るときに航空機や船を利用する場合には ESTA 申請が必要となります。
詳細については下記のサイトを参照ください。
電子渡航認証システム(ESTA)