バンクーバー専門
ワーホリ・留学・旅行 に役立つ総合情報サイト

TV:Canada’s Next Top Model

この記事は最終更新日から 15年以上が経過しています。

TV:Canada’s Next Top Model

2008/9/21 更新

目次

こんにちは、Mです(2008年の記事)。

私がカナダに来る前。
カナダ旅行から帰ってきた友達が、
「全然ファッショナブルな国じゃなかったよ!!」と
(もっと直接的な言葉で)報告してきました。
その時は「別に東京だってお洒落さんばっかじゃないし。」
位に思っていたのですが・・・

そもそもカナダは移民の国なので、服装も十人十色ですし、
特にバンクーバーは、NYや東京のような大都市ではない上、
街にいようと山にいようと、とにかく歩く頻度が高いので、
街全体のお洒落度は・・・確かにやや低め。

勿論偶には極上のお洒落さんも見かけますが、本当に“たま”です。
NYや東京のファッショニスタのような方は殆ど見ません。
現地の大半の若い女子は、安くて可愛いお店で
気軽にファッションを楽しんでいる印象。
夏場は特にほぼ半裸で街を闊歩してますし。
・・・かく言う私も服は大好きなのですが、
持ち服の半分も持ち込みませんでしたし、
休日には山や川に行くことが多いので、
東京にいる頃の10倍は“動き易い格好”をしています。
お洒落度下げててごめんなさい・・・。
己の美意識ごめんなさい・・・。

さて、そんな“お洒落度いまいち”のカナダですが、
ファッション関係のTV番組は意外と充実しています。
ファッション・ショウやファッション・チェック、全身お直しモノは勿論、
デザイナーやモデル、スタイリスト等、その道のプロフェッショナルの特集、
ファッション業界の内幕を探る番組などなどなど。
アメリカ他英語圏制作のものも見られます。

カナダのTVは“字幕機能”が標準搭載されているので、
英語の勉強にいいな、ファッション用語も勉強したいしな、
ということで、気軽にちょこちょこ見始めたのですが・・・
最近しつこく再放送しているのでよく見ているのが、
モデル発掘番組『Canada’sNextTopModel(CNTM)』。
アメリカの人気番組『America’sNextTopModel(ANTM)』のカナダ版です。

内容は・・・カナダ国内からトップモデルを夢見る女の子10人を選出、
トップモデルになったら住めるであろう豪邸で共同生活を送らせます。
そんな中、各分野のプロによりトップモデルに必要不可欠な技術や美意識を教えられ、
毎週行われる写真撮影やウォーキング、CM撮影などのお題で競わせ、
ジャッジ5人の判断により成績の悪かった子を落選させていく・・・というもの。

見事、勝ち抜いた参加者には、
●一流モデル・エージェント:Sutherland Modelsとの契約。
●Procter & Gambleとの$100,000のbeauty contract。
●Fashion magazineとの契約。
・・・などが与えられ、トップ・モデルへの道が約束されます。
因みにジャッジは、Jay ManuelやJeanne Bekerなど、
カナダのファッション業界の大物達。

さて。
この番組、撮影風景やプロの手によるビューティ・マジック、
素人娘がどんどん成長していく姿なども勿論見所なのですが、
特筆すべきは、女子の生態(主に醜い方面)が露骨に暴かれる点。
終始(=24時間)TVカメラが入っているのに、
小学生女児のような陰口大会は開催されるわ、
キャット・ファイトは繰り広げられるわ、
部屋は汚いわ、自意識剥き出しだわ、泣くわ喚くわキレるわ叫ぶわ・・・。
みんな外見は破格の美人さんなのに・・・(例外もいますが)。

個人的には、日本にいたら見ていなかっただろうなあと思うのですが
(実際A・Iは見てたけど、ANTMはスルーしてました)、
えーと・・・ファッション用語や若い女子特有の会話のお勉強、
カナディアンの生態調査・国民性を知る役にはたっているかと思います。多分。
見た後にネット上で視聴者の感想をチェックして、
「へー、カナディアンはこういう反応するんだー」なんて思ったり
「この娘の暴挙が普通に受け入れられてなくて良かったー」とか。
「え、この状態の部屋を綺麗と言うんだ・・・」とか。
「嗜みのあるお嬢さんもいて良かった!!」とか。
(米・英・豪・加版等ありますが、少しずつ反応が違って面白い)。

2008年現在、第2シーズンまでは終了していて、
第3シーズンは2009年1月から始まる予定。
本家アメリカ版と比べると見劣りする感は否めませんでしたが、
第1シーズンより第2シーズンの方が大分面白くなっていたので、
次はもっと面白いかも??

 

今日の一言。
「人間、一皮剥けばみんな髑髏だ。」 Keith Richards

コメント