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56th Annual Grammy Awards①

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2014年1月26日、年に1度の音楽の祭典「グラミー賞」がロサンゼルスのStaples Centerで開催されました。グラミー賞は音楽界では最高峰の賞であり、その権威の高さはトニー賞、アカデミー賞と同列。世界各国の音楽関係者が一同に会する大規模な祭典なため、本国アメリカはもちろん、ここカナダでも毎年大きな話題となります。


●【グラミー賞】とは●
「優れた作品を創り上げたクリエイターの業績を讃え、業界全体の振興と支援を目的とする賞」。そもそもは「Hollywood Walk of Fameの星に値する音楽業界の功労者を讃えよう」、更に「売り上げは目立たなくとも素晴らしいアーティストを讃えよう」ということで発足しました。

そこでグラミーでは、音楽関係者で組織された”NARAS”という組織を作っており、このNARAS会員が受賞者を選ぶ事により、その権威を保つ努力をしています。
http://en.wikipedia.org/wiki/National_Academy_of_Recording_Arts_and_Sciences

このシステム、既にあらゆる音楽が日常生活に入り込んでいる現代では分かりにくいようで、「何を基準に選んでるの?」「自分のお気に入り/売れているアーティストが選ばれないのは何故?」という素朴な疑問や愚問が出がちなのですが、とても簡単に言うと、美術鑑定士が広く深い知識のもとで美術品の価値を見極めるのと同様、NARASではプロの音楽関係者を会員として音楽の価値を見極め、正しく評価しようとしているのです。

もちろんあらゆる芸術には「良い・悪い」に「好き・嫌い」などの要素が加わる上、音楽に関しては形があるものではないため、受賞者、受賞作品、ノミネーションには、常に業界関係者からも一般のファンからも賛否両論が巻き起こります。しかし、少なくともファン投票、何らかの数字などで選ばれる他の賞(AmericanMusicAward、MTV関連など)よりは、一定の質を保ち、日の目を見ないクリエイターを讃えることができているのではないでしょうか(ファン投票だと、その時人気のPOPアイドルばかりが目立つこととなります)。そしてグラミーに関する賛否両論も、音楽業界を盛り上げる重要な要素となっています。


カテゴリーはTVでオンエアされる人気ジャンルの他、ジャズ、クラシック、コメディなど多岐に渡り、現在は80ほど(統合により減少)。また、権威があるが故に保守的なことで有名ですが、年を重ねる毎に緩和されていると言えます。


●見所①パフォーマンス●
さて、そんなグラミーの最大の見所は、なんといってもパフォーマンスにあります

グラミー賞は日本人が思っているよりも権威のある賞であり、音楽業界とアメリカ国民はもちろん、世界中の音楽ファンの注目を集めるもの。その上、会場には新人から大御所まで様々なジャンルのアーティストと音楽業界人が一同に会するため、その緊張感と高揚感は並大抵のものではありません。
ですから、授賞式でパフォーマンスをするよう選ばれたアーティスト達は、毎年”グラミー用パフォーマンス”を用意し、気合いの入ったステージを披露するのです。中には気合いに押し潰され大失敗ステージもありますが、後世に語り継がれる素晴らしいパフォーマンスの数々が生まれているのも事実。時には、受賞を逃しても パフォーマンスから売り上げに繋がることもあります。


中でも目玉となるのが、コラボレーションの数々。今は様々な場所で様々なアーティストが頻繁にコラボレーションをしており、お茶の間ではインターネットを通してそれを簡単に視聴できるようになりましたが、ほんの15年程前までは このグラミーこそがTVで大物アーティスト達の貴重なコラボレーションを見る事ができる大きなチャンスの1つでした。しかしグラミーは何せ権威のある賞。インターネット時代に突入した近年も、「流石グラミー」と言わしめるステージを作る努力を続けており、アーティストもそれに応えています。



更に、”正しい音楽情報”が手に入れにくい国に住んでいる場合、とりあえずグラミーを見ておけば各ジャンルの「聞いておくべき才能」を見出すことができるという利点もあります。特に日本の音楽好きの方で、日頃忙しく新しい情報が仕入れられない方、日本の音楽メディアに飽き飽きして音楽そのものから遠ざかってしまっている方などは、なんとなくグラミーを見ていれば その年の音の流行や、旬な才能、チェックすべきアルバムが分かってきます。

●見所②ノミネートとウィナー●
もちろん”賞レース”ですから、誰がノミネートされ、誰が受賞するかも大きな話題となります。音楽賞最高峰ということもあり、受賞するのとしないのとではその後の売り上げやプロモーションの仕方に響くため、レコード会社などを中心とするいわゆる”ギョーカイ人”は「誰が受賞するか」に最も注目します。もちろん、特定のアーティストのファンも、お気に入りが受賞したら泣いて喜ぶことでしょう。そして受賞時のプレゼンターやコメントも毎年大きな話題となるもの。この場でアーティスト同士の交流やコメントが見られるのも、昔は貴重なものだったのです。


●見所③レッドカーペット/衣装●
アカデミー賞と同じく、グラミーもレッドカーペットは話題の1つ。発表されているプレゼンターやパフォーマー以外に誰が来るのか、誰と一緒に登場するのか、どんな衣装を来てくるのか、インタビューにはどう答えるのか、一挙手一投足が話題となります。ファッション的には毎年残念賞が量産されることでも有名ですが、それはそれで面白いものです。




●カナディアン受賞者●
もちろん、カナディアン音楽関係者も多数受賞しています。
David Foster、Neil Young、Leonard Cohen、Celine Dion、Sarah McLachlan、Shania Twain、Diana Krall、Bryan Adams、Michael Bublé、Drake、Barenaked Ladiesなどなどなど。
(おまけ)


Part②では今年のパフォーマンスについてお届けします。


記事ID. 445

by MP

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2014/01/29 03:10:08 JST

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